2015年電車日本一周総集編 第二弾 前半

日本一周まとめ

今回は電車日本一周の旅の第二弾のダイジェストです。私用のため一旦東京に帰って数日過ごした後、第二弾の旅を再開しました。旅の期間は24日間と長いものとなりました。※24日分の旅を一つの記事にするのは無理があるので、前半と後半に分けています。

移動ルートは初日に東京から京都に一気に移動し、翌日から2日ほど京都観光をし、その後は瀬戸内海沿いを移動して兵庫・岡山に行き、そして四国に上陸しました。四国を一周してからは岡山に戻り広島・山口と瀬戸内海沿いを移動し、九州に上陸して九州一周をして、本州に戻り島根・鳥取と日本海外を北上しました。

台風の影響で舞鶴ー敦賀間は移動できず、一旦京都に戻り琵琶湖沿いに福井・石川・富山へと移動しました。富山からは私用のため名古屋へ移動し、そこから東京に戻りました。

詳しいルートはこちら

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旅11日目 東京新宿→京都河原町

5:49新宿駅発→15:16宇治駅着 平等院鳳凰堂→17:30宇治駅→17:58京都駅着

6時前に新宿駅で電車に乗り、京都の宇治に向かいます。乗車時間は約9時間半、長旅が始まりました。

15時過ぎに宇治駅に着き、10分ほど歩いて平等院鳳凰堂へ。

10円玉に描かれている有名なお寺です。極楽浄土の宮殿をモデルにした他に例を見ない建物で、世界遺産にもなっています。併設している平等院ミュージアムでは、1万円札に描かれている鳳凰や平安時代に造られた国宝の梵鐘を見ることができます。

第二弾の旅の初日はスケジュール上、観光はこの一ヵ所のみです。平等院鳳凰堂に参拝した後は京都駅に行き、ネットカフェに泊まりました。

もう少し詳しく見たい方はこちらをどうぞ。旅11日目の記事です。

旅12日目 京都観光の1日 東エリアを観光

6:30本願寺(西本願寺)→7:00東本願寺→8:30三十三間堂→9:30京都国立博物館→11:30清水寺→12:15高台寺→13:10建仁寺→14:00知恩院→14:55南禅寺→15:50慈照寺(銀閣寺)→17:30鴨川散歩

12日目は終日京都観光をします。京都の東エリアを散策し、三十三間堂や清水寺、銀閣寺を観に行きます。まずは本願寺へ。浄土真宗本願寺派の本山です。京都では「お西さん」「西本願寺」と呼ばれています。

本願寺に近くにはこうした町並みがあり、門前町の雰囲気が感じられます。

西本願寺の後は東本願寺に行きますが、あいにく工事中でした。ここは浄土宗大谷派の本山です。東本願寺の御影堂(本願寺は「ごえいどう」と読みます)は建築面積が世界最大の木造建築としても知られており、親鸞聖人の木造を安置しています。門の前の道がお寺に遠慮するようにぐにゃりと曲がっているのも、よく知られています。

本願寺の後は三十三間堂へ。三十三の柱で区切られた空間があることから名付けられているのだとか。三十三という数字には「様々な」という意味もあるのだそうです。

三十三間堂には中央の巨像を中心に左右に500体ずつ、合計1001体の仏像が置かれています。124体は創建時の平安時代のもので、他の800余体は鎌倉期の再建の時に復興されたものですが、その全てがご本尊です。1001体の観音像が並ぶ光景は圧巻です。

そして京都国立博物館へ。日本の博物館の中でも展示品の量が多く規模が大きい、屈指の国立博物館です。ここも残念ながら写真撮影禁止なのですが、広い展示室に大きな仏像が置かれ、見応えのある博物館です。

京都国立博物館を満喫した後は、清水寺へ。坂上田村麻呂や清少納言、足利尊氏や豊臣秀吉といった歴史上有名な人物も訪れた場所です。

清水の舞台

有名な「懸造(かけづくり)」も見所の一つです。釘を一切使わず、一度組んだら外れない「地獄組み」という組み方です。

人気の観光地だけあって、素晴らしい景色や景観が楽しめます。

近くにある二年坂・三年坂(二寧坂・産寧坂)も言わずと知れた、おすすめスポットです。

清水寺の後は高台寺へ。秀吉の正室ねねが秀吉の菩提を弔うために建てたお寺です。

中には庭園や竹林があり、のんびり歩きながら自然や庭を楽しむことができます。

高台寺の後は禅宗のお寺、建仁寺に行へ。禅宗らしい石庭のあるお寺です。

このお寺は天井に描かれた龍が有名です。

建仁寺の後は12分ほど歩いて知恩院へ。国内最大級の木造の門である三門が荘厳です。残念ながら御影堂(みえいどう)が改修中でした。

そして20分ほど歩いて南禅寺へ。

臨済宗の総本山です。

そして最後に銀閣寺に向かいます。京都はお寺が多いといわれますが、歩いていると途中いろいろなお寺を見かけます。スケジュールの都合上寄れませんが、立派な門構えのお寺が幾つもありました。

敢えてあまり予定を立てず、ぶらぶらとして偶然見つけたお寺に参拝してみるのも、ありなんだなと思いました。

哲学の道

そして50分ほど歩いて本日最後のお寺、銀閣寺に到着です。入口の垣根がいい雰囲気です。

正式には慈照寺といい禅宗の一つ、臨済宗のお寺です。

庭の苔が綺麗です。

時刻は17時になりお寺が閉まる時間になったので、これにて東エリアの名所巡りを終了します。

寝床のネットカフェに戻る途中、鴨川を歩いて京都駅に向かうことにしましたが、いい光景を見ることができました。

もっと詳しく見たい方はこちらをどうぞ。旅12日目の記事前半後半です。

旅13日目 京都観光の1日 西エリアを観光

9:00金閣寺→9:50竜安寺→10:45仁和寺→11:25御室駅→11:45嵐山駅→11:50天龍寺→12:05嵯峨の竹林→12:30祇王寺→13:25大覚寺→15:50東寺

13日目も終日京都観光をして過ごします。今日は京都の西エリアを散策します。バスの1日乗車券を使って金閣寺や嵯峨の竹林、祇王寺に行きます(電車にも乗ります)。

まず向かったのは金閣寺。朝から凄い人の数です。

金閣寺は想像以上の美しさで、その綺麗にさ見とれてしまいました。晴れた日は池に反射した光が金箔を照らすのですが、その光が池のさざ波を反射しているので、金箔にゆらゆらと光が当たり、それがまた綺麗なのです。晴れた日は一見の価値ありです。

単に金箔を塗っただけの、お金をかけただけの建物ではなく、その構造にも意味があり見所があります。残念ながら観光客の数が多くてゆっくり見れませんが、以前修学旅行で来た時よりも金閣寺の良さを知ることができました。

金閣寺を観た後は、バスで近くにある竜安寺へ。

竜安寺といえば、絶妙に石を配置したこの石庭が有名です。石と小石、そして苔だけで山と川の流れを表現しています。大自然、あるいは小宇宙を凝縮しているこの石庭からは、日本の美意識を感じることができます。

竜安寺の後は20分歩いて仁和寺へ。宇多天皇が出家して以来、代々天皇が住職を務めたお寺です。

そういうお寺を門跡寺院というのですが、さすが境内には広大な敷地が広がります。

仁和寺からは嵐電に乗り、嵐山へ。

嵐山駅のホームには京友禅の生地をアクリルで包んだポールが並び、綺麗でした。

改札を出た所にも。

そして天龍寺へ。臨済宗天龍寺派の総本山で、足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うため夢窓疎石を開山としたお寺です。

夢窓疎石が造った庭園は必見ですが、いかんせん暑くてかないません。真夏の炎天下でも平気で歩き回れる自分でも、奈良と京都の夏の暑さは別格です。

うだるような暑さから逃げるようにして、近くの嵯峨の竹林へ駆け込みます。

圧巻です。ここも有名スポットに恥じない素晴らしい場所でした。

竹を観た後は苔を観に行きます。

嵯峨の竹林から歩いて20分、苔寺(祇王寺)にやってきました。

ここも素晴らしい場所です。色とりどりのみどり色が美しいです。

祇王寺でのんびりと苔を鑑賞した後は、20分ほど歩いて大覚寺へ。嵯峨天皇が建てた離宮がお寺となった場所です。

周囲約1kmある日本最古の庭池が有名です。

茅(かや)の輪くぐりを見れました。

大覚寺の後はバスで京都駅に戻ります。確か渡月橋だったような…。

この時は渡月橋を観光に入れておらずもったいないことをしました。

京都駅から15分ほど歩いて向かったのは、本日最後の観光名所となる東寺。空海が密教を始めた真言宗の総本山です。

木造日本一の高さを誇る五重塔が見所の一つです。境内には庭園もあり、のんびりと歩いて過ごしたい場所ではありますが、17時になりお寺が閉まる時間になったので、今日の観光はこれで終了です。

夕方以降はコインランドリーで洗濯ものを片付けたり、ファミレスで夜ご飯を食べたりして過ごし、ネットカフェに戻りました。もう少し詳しく見たい方はこちらをどうぞ。旅13日目の記事前半後半です。

旅14日目 京都駅→岡山駅

6:19京都駅→6:24稲荷駅 稲荷伏見大社→8:41京都駅→9:25二条城→10:39京都駅→12:47姫路駅→13:10姫路城→17:07姫路駅→18:39岡山駅着

14日目は午前中に京都観光をして、その後は兵庫と岡山に行きます。まずは稲荷伏見大社へ。

全国の稲荷神社の総本宮。外国からの観光客が2年連続で第一位の、世界でも人気の神社です。

朝の6時半ということで、ほどんど人がおらず静かに参拝することができました。

有名な千本鳥居もご覧の通り空いていて、

何とも贅沢な参拝でした。

稲荷伏見大社に参拝した後は二条城へ。京都観光の最後の観光名所となります。

一見何もないがっかりスポットですが、個人的にはこの看板に感心しました。籠城や飢饉に備えて城に実用的な樹々が植えられていることが知れます。その樹が植えられている場所も書かれていて、勉強にもなります。こういう案内は他の観光名所にもあるといいですね。

城内にある二の丸庭園も見応えのある日本庭園です。

さて、二条城を観た後は電車に乗り姫路駅に行き、世界遺産の姫路城に向かいます。

3月に改修が終わり真っ白に生まれ変わった白鷺城です。「白過ぎ城」だなんて揶揄されてもいました。

天守閣の中は長蛇の列。GW以降メディアで観光を煽っていたせいもあり、夏休みシーズンはもの凄い数の人が来ていました。

炎天下で待たされたのはキツく、並んでいる人が「1000円払って苦行」と漏らしていたのが印象的でした。

残念ながら天守閣からの景色はイマイチで、外から眺めるほうがいいくらいでした。

姫路城の後は兵庫県立博物館に行き(解説が丁寧で分かりやすい博物館でした)、近くにある好古園へ。

ここもいい景色を楽しめる日本庭園でした。

そして岡山駅へ行き、この日の行程は終了です。

もっと詳しく見たい方はこちらをどうぞ。旅14日目の記事です。

旅15日目 岡山駅→香川県高松駅

8:00後楽園→9:00岡山県立博物館→10:50岡山駅→12:12琴平駅→13:10金刀比羅宮→14:13琴電琴平駅→15:05琴電栗林公園駅→15:15栗林公園→16:30高松駅

15日目は岡山の名所・後楽園を観に行き、その後は四国に上陸します。まずは日本三名園の一つ、後楽園へ。

想像以上の素晴らしい場所です。

天気にも恵まれましたが、広大な敷地は歩いていて飽きません。

背景にビルがないのがよくて、日本庭園のことが分からなくても歩いているだけで楽しめる庭園です。

茶屋での一服も最高の一時でした。

後楽園を楽しんだ後は、隣にある岡山県立博物館に行きます。岡山といえば備中長船、日本刀の名産地でもあります。ここは日本刀と備前焼の展示が充実していて分かりやすかったです。

そして電車に乗って四国へ。岡山駅から快速で40分ほど、瀬戸大橋を走り香川県に向かいます。

琴平駅で降りて金刀比羅宮に向かいますが、一旦昼ご飯を。

せっかくなので、讃岐うどんをいただきます。コシのある美味しいうどんでした。

うどんを食べた後は、長い石段をひたすら上りご本宮に向かいます。

石段は786段あるそうです。

階段を上り切ってご本宮に着くと、

讃岐平野を見渡せます。てっきり海が見えるのかと思っていましたが、残念ながら平野でした。

金刀比羅宮に参拝した後は琴電で栗林公園に向かいます。日本三名園に劣らないともいわれている有名な日本庭園です。

松の木が多い庭園です。

所々背景にビルが見えるのが残念でしたが、ここも歩いていて楽しい庭園でした。

その後は高松駅に行き夕飯に讃岐うどんを食べて、近くのネットカフェに泊まりこの日の行程は終了です。

もっと詳しく見たい方はこちらをどうぞ。旅15日目前半後半の記事です。

旅16日目 香川県高松駅→高知駅

5:33高松駅→7:20板東駅→7:30一番札所霊山寺→8:54板東駅→14:07高知駅→14:50ひろめ市場  

旅の16日目は移動がメインとなります。午前に四国八十八カ所の一番札所霊山寺に行き、その後は高知駅に向かい、高知駅のひろめ市場で食事をするという予定です。まずは一番札所に参拝する前にうどんを食べます。

高松駅から始発で1時間45分電車に乗り、坂東駅で降りて霊山寺に向かいます。

駅から歩いて約10分、四国八十八カ所の一番札所の霊山寺にやって来ました。

お遍路の発願の地です。霊山寺からお遍路をスタートする人が多いため、百衣や菅笠などが売っています。

四国八十八ヵ所の一番札所を参拝した後は坂東駅に戻り、5時間15分電車に乗って高知駅に向かいます。

途中、大歩危峡(翌日見に行きます)が見えます。

そして電車に乗ること約5時間、14時過ぎに高知駅に到着です。駅に降りるなり人の多さに驚きます。まさかと思いましたが、よさこい祭りとかぶってしまいました。ひろめ市場に向かう途中の道ではお祭りをしていて賑やかです。

有名なひろめ市場の中も人、人、人。

奥にあるお店で座ることができたので注文しましたが、高いわ不味いわ閉店時間だから出ていけと言われるわで、自分の中では印象の悪い場所になってしまいました。

市場の外に出ても人の多さとトラックに積んでいるアンプの爆音が凄いので、駅の近くにあるブックオフカフェに逃げ込みます。

その後はコインランドリーで洗濯をして、早めにネットカフェに入り、この日の行程は終了です。もう少し詳しく見たい方はこちらをどうぞ。旅16日目の記事です。

旅17日目 徳島県の大歩危峡と高知県の大豊町を散策

5:40高知駅→7:30小歩危(こぼけ)駅 大歩危(おおぼけ)峡散策→10:05大歩危駅→10:30大杉駅→11:00大杉のある八坂神社→12:58大杉駅→14:07高知駅着 

17日目は徳島と高知の自然豊かな場所をぶらりとします。徳島県に戻り大歩危峡と小歩危を散歩し、高知県の日本一の大杉を見て、また昨日と同じ高知駅にあるネットカフェに泊まります。

始発で高知駅を出発し、小歩危駅に向かいます。乗車時間は1時間50分。ちょっとした旅です。

7時半に小歩危駅に着き、隣の大歩危駅まで歩きます。2時間半の行程です。

何ともいい光景です。これぞ四国といった感じです。大歩危方面は平家の落人伝説がある土地で、山深い人里離れた場所があるそうです。

日本の国土の3分の2は山地ですが、その中でも特に四国山地は険しいことで知られています。そんな光景が観れるなんて嬉しいものです。

大歩危峡に入ります。

むき出しの岩肌が印象的です。

増水時はここまで水が流れるのでしょう。本の川が暴れ河である所以がよく分かります。

都会にいるとあたかもビル群だけが日本だと錯覚してしまいますが、ここに来ればこうした光景こそが日本なのだと実感します。

大歩危駅が見えてきました。何だかんだ2時間ほど歩きましたが飽きないものです。

山の上の方に家が建っているのが不思議で仕方ありませんが、それを含めてなんとも壮大な景観です。楽しい散歩でした。

大歩危峡を歩いた後は、電車に乗って大杉駅に降ります。日本一の大杉のある駅です。大歩危駅から25分です。

この辺りは高知県にある大豊町といって、限界集落のある場所です。日本では珍しい後発酵茶の碁石茶と銀不老という黒い豆が特産品です。日本一の大杉までは徒歩1キロ、15分ほど歩きます。こんな綺麗な川は久しぶりに見ました。

大杉のある八坂神社にやって来ました。

そして境内にあるのが、この大杉。日本一の大杉として知られています。右に人が写っていますが、人と比べるとその大きさが分かります。

圧巻です。樹高は60mあり樹齢は3000年といわれています。最古の昔に須佐之男命(すさのおみこと)が植えられたと伝えられており、それぞれに南大杉、北大杉と呼ばれる二株の大杉からなっているため夫婦杉とも呼ばれています。

大杉を見た後は近くにある道の駅で立川(たじかわ)蕎麦を食べました。繋ぎ(小麦粉)を使わない十割蕎麦で、太く短く、ぼそぼそとした食感の蕎麦でした。

そして綺麗な川を横目に駅に戻り

高知駅のネットカフェに入りこの日の行程は終了です。

もっと詳しく見たい方はこちらをどうぞ。旅17日目の記事です。

旅18日目 高知駅→愛媛県松山駅

5:38高知駅→7:59窪川駅→8:00~11:00 四万十川散歩→13:38家地川駅→15:00宇和島駅→16:00食事→17:18宇和島駅→20:20松山駅

そこそこ順調に進んでいた日本一周の旅ですが、18日目にして大きなミスをしてしまいます。電車の乗り換えに失敗して駅で数時間無駄にしてしまい、移動メインの1日となりました。

まずは始発で高知駅を出て窪川駅に向かいます。土佐湾を見ながら車窓を楽しみ、8時に窪川駅へ。

ここから隣の若井駅に乗り換えるのですが、既に若井駅にいるものだと勘違いしてしまい、周辺を散歩してたら若井駅に向かう電車が来てしまいました。

実は昨晩、高知駅のネットカフェに泊まった時に冷房がガンガンに効き過ぎていて風を引きかけてしまい頭がぼ~っとしていました。よさこい祭りで宿泊客が多くて冷房が強めになっていたのでしょう。頭が働かずぼけっとしていたら、乗り換えに失敗してしまいました。

どうせ次の電車はしばらく来ないしと思い、隣の家地川駅まで歩くことにします。が、これがまた失敗でした。若井駅にいるとまだ思っているものですから、1時間で隣の駅に行けると勘違いしていますが、実際は二駅離れた窪川駅にいる訳で、二駅離れた家地川駅に行くには3時間半歩かねばなりません。

途中で気付いたものの、もはや先に進むしかなく、結局楽しみにしていた沈下橋は窪川駅の近くにある壊れたものしか見れませんでした。

途中で雨が降り肌寒くなってきました。予定よりも早く2時間半で家地川駅に着きました。

しかし、次の電車は約3時間後です。これで今日の予定はほとんど終わりました。

窪川駅に着いた8時から電車が来る13:40まで約6時間も無駄にしてしまいました。これが田舎で乗り換えを失敗する怖さです。

とはいうものの、予定通り旅をしていたとしても、雨が降っているのでどのみち大した観光もできないので、おかげで割り切れました。

やっと来た電車に乗り宇和島駅に行き、有名な鯛めし屋で夕飯を食べます。これは残念ながら鯛やお新香が古くなっていて美味しいものではありませんでした。

そして夕方に電車に乗って愛媛県の松山駅に向かいます。

20時過ぎに松山駅に着き、ネットカフェに入りこの日の行程は終了です。

もっと詳しく見たい方はこちらをどうぞ。旅18日目の記事です。

旅19日目 愛媛県松山駅→広島県福山駅

6:10松山駅→6:45道後温泉→10:32松山駅→16:00岡山駅→17:10倉敷駅 倉敷美観地区→18:30倉敷駅→19:10福山駅着

19日目は愛媛から岡山に移動します。途中道後温泉に浸かり、岡山の倉敷を少し観て、福山駅に向かいます。まずは松山駅から路面電車に乗って道後温泉へ。

あいにくの雨です。

道後温泉駅で降りて道後ハイカラ通りを歩き、

有名な道後温泉にやって来ました。

しかし残念なことに、時刻はまだ7時ですが混雑していて神の湯しか入れませんでした。浴室の中も混雑していて長湯もできず…。休憩室を利用できる券を買えばお茶を飲みながら大広間でくつろいだり、浴衣を着て外を歩いたりできるのですが、既に満杯で利用できませんでした。

時間が空いてしまいましたが、昨日は予定が狂って洗濯できなかったので、コインランドリーによって洗濯を済ませて香川県に向かいます。そして瀬戸大橋を渡って岡山へ。

雲間から降り注ぐ太陽の光が綺麗でした。

そして岡山駅から20分ほど電車に乗り倉敷へ。

あいにくの天気ですがお土産屋は面白そうなお店ばかりです。

ジーンズのお店に、い草を使った雑貨のお店、倉敷ガラスのお店

そして備前焼のお店にと、岡山のことをいろいろと知れるお店が充実していて歩いていて面白い場所です。

倉敷美観地区を散策した後は40分ほど電車に乗り広島県の福山駅に移動し、この日の行程は終了です。もっと詳しく見たい方はこちらをどうぞ。旅19日目の記事です。

旅20日目 広島県福山駅→広島駅

8:14福山駅→8:33尾道駅→9:00千光寺→10:37尾道駅→12:31呉駅 大和ミュージアム→14:40呉駅→15:20広島駅→16:30縮景園→17:15広島城

20日目は広島観光の日です。まずは尾道へ。

坂やお寺のある道を歩いて

ロープウェイに乗り千光寺へ。

ロープウェイ山頂駅のすぐ近くにある展望台は見晴らしのいい場所です。

そこから少し歩くと千光寺があり、ここからも瀬戸内海を見渡せます。

ロープウェイで降りてからは駅に向かい電車に乗って呉駅へ。予定を詰め込み過ぎて時間がなくなり、尾道の町をあまり歩きませんでした。近くには竹原や鞆の浦という観光地もありますが、予定が詰まっているので移動します。

呉駅に着いたら、大和ミュージアムへ。取りあえず寄ってみましたが、見所のあるいい博物館でした。呉のことが分かりますし、子供向けに解説した船の技術が分かりやすかったです。

また近くには無料のくじら館(海上自衛隊呉資料館)があり、ここでは戦時中・戦後のことがよく分かりました。

そして電車で移動して広島駅へ。

ちょうど野球の試合がある日で赤ヘル軍団に遭遇できました。

こうした光景を見れるのも嬉しいものです。

駅ビルの居酒屋で飲みながら昼食を済まし、

縮景園へ。

そして広島城へ。茶色の壁が印象的なお城です。

広島城を観た後は近くにあるネットカフェに入り、この日の行程は終了です。もっと詳しく見たい方はこちらをどうぞ。旅20日目の記事です。

旅21日目 広島駅→山口県徳山駅

8:00原爆ドーム→10:15広島駅→10:47宮島口駅→11:20宮島→14:00宮島口駅→
16:05西岩国駅→16:30錦帯橋→17:21岩国駅→18:33徳山駅

21日目は原爆ドームに宮島、山口の錦帯橋にと忙しく移動します。まずは原爆ドームへ。

歩いて平和の灯のある原爆死没者慰霊碑へ。毎年8月6日に平和記念式典が開催される場所です。

慰霊碑で黙祷してから平和資料館に入り、近くにある原爆死没者追悼平和祈念館(無料)に入ります。

その後は広島駅から宮島駅に電車で移動し、宮島駅からフェリーに乗って宮島に上陸します。

天気に恵まれ素晴らしい景色を楽しむことができました。

ですが、お盆休みの土曜ということで厳島神社の中は物凄い人の数です。

人の流れに流れされてゆっくり建物の中を観ることができません。

近くにある宮島歴史資料館(300円)や

豊国神社(千畳閣)に行き、

参道を歩き、

焼牡蠣が美味しそうでした…

あるお店に入りましたが、注文した焼牡蠣と穴子飯は値段が高いだけで美味しくなく、酷いものでした。

気を取り直して、宮島の後は山口県に向かいます。西岩国駅で降りて20分ほど歩き錦帯橋へ。

日本三名橋の一つで、橋の全長約193mの5連のアーチが美しい国内屈指の木造橋です。ただの橋といえばそれまでですが、木組みも素晴らしく、わざわざ観に行った甲斐がありました。

錦帯橋を楽しんだ後は、西岩国駅に20分歩いて戻り、徳山駅に移動し、ネットカフェに入りこの日の行程は終了です。もっと詳しく見たい方はこちらをどうぞ。旅21日目の記事前半後半です。

旅22日目 山口県徳山駅→新下関駅

7:40徳山港→8:23馬島港→8:30回天記念館→11:07馬島港→11:25徳山港→11:56徳山駅→12:38新山口駅→13:52秋芳洞→17:17新山口駅→19:40新下関駅

22日目は戦争に関係のある大津島の回天記念館に行きます。人間魚雷の発射場・訓練場があった場所です。

7時半過ぎのフェリーで徳山港を出発し、

大津島に上陸します。

10分ほど歩いて回天記念館へ。

人間魚雷の説明や操作の難しさ、訓練の様子などが解説されています。

資料館の近くには訓練場跡があり、トンネルをくぐると見ることができます。

寂しい場所で当時のまま時が止まってしまっているかのような場所でした。

人間魚雷に関する資料館や史跡を観た後は大津島を去り徳島駅に戻ります。40分ほど電車に乗り新山口駅に行き、そこからバスで秋芳洞へ。

約1kmの観光コースが続く日本屈指の大鍾乳洞です。

正直あまり期待はしていなかったのですが、見応えのある素晴らしい場所でした。

幻想的で神秘的で、自然の凄さを身近に感じることのできる場所でした。

近くに秋吉台があるのですが予定があったので電車で移動し、新下関駅に降りてこの日の行程は終了です。もっと詳しく見たい方はこちらをどうぞ。旅22日目の記事です。

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