【旅15日目】後半 香川県金刀比羅宮と栗林公園へ  

日本一周
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瀬戸大橋

後楽園を博物館を堪能した後は、岡山駅に戻り四国へ向かいます。岡山駅から快速マリンライナーで香川県の坂出駅まで行き、そこから乗り換えて琴平駅へ移動します。岡山駅から坂出駅までは乗車時間は40分くらいで、その間に瀬戸内大橋を通って四国へ渡ります。

あいにく快晴ではありませんが、綺麗な景色です。

あまり見慣れないものがあり、見ていて飽きません。

12時過ぎに琴平駅に着きます。ここから「ことひらさん」で親しまれている金毘羅宮に行きます。

アーケードのある閑散とした商店街を通り、参道を歩きます。

金刀比羅宮

駅から20分くらいでしょうか。商店街はガラガラでしたが、参道に入るとにぎやかになります。

参道は食事処やお土産屋が連なり、それなりに賑わっています。

参拝前に手打ちのうどん屋で昼ご飯に。ぶっかけセット840円。

日曜の昼でどこの店も家族連れやカップルで混んでいました。何とか空いているお店に入りましたが、相席でくつろげはしませんでした。うどんはコシがあり汁は濃い目、鶏とエビの天ぷらは塩が効いています。美味しいですが、観光地の値段という印象です。

うどん屋で杖を借りて、石段を登ります。

金比羅宮は、長い石段で知られています。参道口から御本宮までは石段が785段あり、琴平山(象頭山)の中腹、海抜251mの所に鎮座しています。奥社までは1,368段の石段が更にあります。

所要時間は、御本宮までなら往復1時間、奥社までなら往復2時間です。今回は奥社までは行かず、御本宮に参拝して帰ってきます。

金刀比羅宮
全国に約600社ほどある「金刀比羅宮」「琴平神社」と呼ばれる神社の総本山です。金刀比羅宮は御祭神として大物主命(おおものぬしのみこと)の和魂(にぎたま)と崇徳天皇が祀られています。神道では、神様の魂には和魂と荒玉(あらたま・あらみたま)があり、和魂は神様の優しく平和的な側面を表し国を平和に治める役割があり、荒魂は荒々しい側面を持つと考えられています。和魂と荒玉は、同一の神様でも別の神様に見えるほどの強い個性を表すため、別に祀っている神社もあります。

御祭神である大物主神は、海から現れたと言われており、金刀比羅宮は古くから海の神様、航海の神様として知られています。古来より海の神様、五穀豊穣、大漁祈願、商売繁盛の神様として信仰を集めてきた神社です。

更に上ります。

365段登ったところでしょうか、讃岐平野が見渡せます。

477段 社務所

628段目 旭社
帰路にお参りする所らしいです。

652段 ここを登りきればご本宮です。この前に手水舎があるのですが、そこからここまでの間に1段下がる場所があります。といっても、後から知ったのでこの時は知りませんでしたが。785段あるといわれていますが、下りる分を足すと786段になります。

785段 ご本宮

桧皮葺の立派な建物です。社殿は明治11年に改築されたようですが、創立は大化の改新以前にさかのぼるともいわれています。

高台です。雲がなければ讃岐平野の奥に瀬戸大橋が見えるそうです。

金刀比羅宮は海の神様で知られているので海が見渡せると思っていましたが、見えるのは陸地でした。

宝物館。寄ろうか悩みましたが迷った末に入りませんでした。

参拝を終えた後は、石段を淡々と降りて、駅に戻ります。

途中、備前焼の狛犬やこんぴら狗の銅像がありましたが、写真を撮るのを忘れてしましました。「こんぴら狗」ですが、江戸時代に金刀比羅宮に参拝したい人が代参として犬の首輪に初穂料や道中の費用を入れ、旅人に託したという歴史があったようです。伊勢参りでは代参した犬を「おかげ犬」と言ったようです。

これから栗林公園に向かいますが、JRよりも私鉄の琴電の方が早いので、私鉄を使います。

14時過ぎに琴電琴平駅を発ち、50分ほど電車に乗って栗林公園駅に向かいます。運賃は600円。

電車がかなり揺れました。やけに揺れるなと思って、運転手さんを見てみると、運転手さんも大きく揺れながら運転していました。運転手さんの方が揺れているんじゃないかと思うくらい、揺れていました。

栗林公園

琴電の栗林公園駅から歩いて5分ちょっとで、栗林公園に到着です。

栗林公園
文化財に指定された庭園の中では、日本一の広さを誇る庭園です。東京ドーム3.5個分の広さがあり、背景となる山を含めると16個分の広さがあるようです。園内には6つの池と13の築山と約1400本の松があります。

「栗林公園」という名前ですが、栗の木は数本あるのみです。かつて北側に栗の木が林立していたので、「栗林公園」と呼ばれたといわれています(諸説ありますが)。江戸時代後期に藩主の松平頼胤が鴨狩場をこの公園に設けた際、栗の木が邪魔だということで伐採したため、今では栗の木がないのだそうです。

奥に建物が見えるのが、少し残念です。

園内の松は、職人によって手入れされています。

和舟に乗ることもできます。30分610円。

乗ればよかったです。船頭さんの解説を聞くことができますし、船から見る景色は、歩いて見るそれとはまた別でしょうし。

かき氷や焼団子を食べられるいい感じの食事処です。

三大庭園に劣らない庭園といわれるのも納得です。歩いていていろいろな景色があり、飽きません。

松の盆栽も売っています。

栗林公園を楽しんだ後は、今夜の寝床のある高松駅に向かいます。JRの栗林駅から高松駅までは数駅で、10分くらいの乗車時間です。

駅の近くに有名なうどん屋がありましたが、休みでした。

高松駅近くのうどん屋で、軽く食べます。お店の名前は忘れました。

ひょこっとというできてから新しいネットカフェで一泊です。

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