【旅の2日前】旅の朱印帳を買いに出雲大社東京分祠へ、ついでに東京国立博物館へ

日本一周

2015年7月20日海の日、東京六本木にある出雲大社東京分祠に行きました。2日後に控えた電車日本一周の旅の安全祈願をして朱印帳を買うために、出雲大社の分祠に参拝しました。7月20日は青春18きっぷの利用開始日で、本来であればこの日から日本一周の旅を始める予定だったのですが、旅の下調べが間に合わず遅れてしましました。

無理して20日に出発することも勿論できましたが、日本の各地を回る前に東京の名所におきたかったので、東京国立博物館にも行きました。今回の記事では、出雲大社東京分祠と東京国立博物館を紹介します。

スポンサーリンク

出雲大社東京分祠

六本木駅に降りて数分歩くと、出雲大社東京分祠があります。鉄筋コンクリートの都会風の神社です。

参拝方法は出雲大社と同じで、二礼四拍一礼(二拝四拍一拝)です。正確には一揖・二拝・(祈念)・四拍手・一拝らしいです。「揖(ゆう)」とは、軽いお辞儀、会釈のことです。神社を参拝する時には、作法として鳥居をくぐる前に軽くお辞儀をしますが、それが一揖(いちゆう)に当たります。

こちらの神社では島根県の出雲大社と同じ朱印帳が売られています。電車日本一周の旅では、参拝した神社やお寺で御朱印をお願いすることにしました。神社では基本的に拝観料を取りませんし、お寺でも無料で境内に入れる所が沢山ありますが、お賽銭とは別に少しではありますが、御朱印をいただくことで神社やお寺にお金を奉納できればと思い、各地で御朱印をお願いすることにしました。

そんな訳で旅の安全を祈願して朱印帳を購入して御朱印をお願いしました。

東京国立博物館(トーハク)

お参りして朱印帳を購入してからは、上野東京国立博物館へ行きます。

広大な敷地内に、本館と平成館、東洋館、法隆寺宝物館の4つの博物館があります。法隆寺宝物館は閉館しており、平成館は時間がないので入らず、本館と東洋館の2つを観ることにします。館内は広く展示品の量も膨大なので、2箇所で十分です。ここは以前にも数回来たことがありますが、いろいろな展示があるのでおすすめです。

本館では、日本の美術や工芸、歴史資料を展示しています。東洋館では、中国や朝鮮半島、東南アジアやインド、エジプトなどの美術と工芸、考古遺物を展示しています。

本館では、歴史だけでなく日本の工芸品について知ることができます。日本を代表する工芸品の漆をはじめとし、金工や陶磁について知ることができます。また、刀剣や能面、根付(印籠や煙草入れを和服の帯に付ける留め具)といったものの知識も深めることができます。これから旅をしていくにあたり、予備知識として役に立ちそうなことをいろいろと見ることができました。解説付きのパネルがまた助かります。

漆の説明

金工や陶磁など各項目ごとに、こうした分かりやすい解説があり助かります。

能面

基本的なものだけで60種類あるようです。

掛け軸や彫刻

絵画

武具

埴輪

根付
印籠や煙草入れなどを帯びから提げる時に使われた、留め具です。

それぞれの工芸品などの解説を読んで、展示されているものを見ていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

東洋館
こちらも館内は広く膨大な展示物です。日本に仏教が伝来した流れや、日本に伝わる前の仏教についても知ることができます。

本を読んで知るよりも、実際に目で見て理解することができるので、日本の文化や歴史に興味のある方には、おすすめの場所です。

今回の電車日本一周の旅では、できるだけ各地の博物館や資料館を見て周るつもりです。出発前にここを見ておけば、何かと地方の博物館と比較できると思い、来てみましたが、見応え十分のいい博物館です。

実際に旅をしていて知ったのですが、各地の博物館に行くと「東京国立博物館に貸出中」みたいなパネルを見ることが多々ありました。ここには日本各地から文化的価値のあるものが集まっているので、東京にいながらにして地方の文化的価値のあるものを見ることができます。

自転車やバイクで日本一周をしている人や、東京観光に来た人にも、ぜひとも寄ってもらいたい場所です。

博物館にいたらあっという間に日が暮れてしまいました。近くの増上寺でお寺用の朱印帳を買う予定でしたが、時間がなくなっってしまいました。

次回は靖国神社と新宿の平和記念展示資料館に行きます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました