今回は滋賀県の近江八幡を紹介します。2022年3月に滋賀を旅する機会があり、1日で三井寺と石山寺、近江八幡を回りました。行くまではどんな場所か知りませんでしたが、実際に現地を歩くといろいろなことを知ることができました。
今回は近江八幡について、旅で知ったことを簡単にご紹介します。
近江八幡へのアクセス
近江八幡はJRの近江八幡駅からバスで9分です。バスは15分間隔でバスが出ているようですが、この日はバスが出てしまった後だったので30分かけて歩きました。
石山寺駅からだと、近江八幡駅まで約40分です。車窓からは長閑な田園風景を楽しめます。
近江八幡に着いたのは3時前で、4時には閉まる施設もあり、1日で三井寺と石山寺と近江八幡を回るのは少し無理がありました。
近江八幡市立資料館
さて、近江八幡市立資料館にやってきました。
共通券を買って資料館と近くにある旧西川家住宅、そしてかわらミュージアムを見ます。
市立資料館は郷土資料館と歴史民俗資料館の二つの建物があり、内容が充実しています。
特に近江商人について歴史などを広く知ることができます。
江戸時代の水道
近江商人が奉納した絵馬
近江商人は精力的に各地を歩き商売をし、利益を上げたことが知られていますが、中には海を渡りベトナムまで行った者もいました。
YouTubeでは紹介できなかった内容です。
近江商人は、織田信長が安土城を造った際に城下町に商人を集め、その後、豊臣秀次が八幡山に城を築いた際に城下町が開かれ商人が住むようになり、この地から近江商人が輩出されたことが解説されています。
近江商人は近江に本店を置き全国に商売をしに出掛け、中には海外に進出した者もいました。
近江商人は八幡商人と日野商人、湖東商人に分類されますが、その中でも八幡商人は一番古いようです。
近江八幡では江戸時代から木の数珠玉作りが盛んで、現在でも全国の7割を占めていることなんかも知れました。
左義長まつり
琵琶湖の漁
歴史民俗資料館
八幡商人が使っていた商売道具
八幡商人の説明
こちらでも左義長まつりについて知ることができました。
近江八幡の火祭り
近江八幡の町並み
昔の造りの建物がありますが、
あいにく工事中で雰囲気がありませんでした。
こういういいお店もあるのに残念です。
建物が点在していて分散しているのが残念です。
旧西川家住宅
個人で楽しむ範囲でも写真が撮れませんでした。
かわらミュージアム
こちらも写真が撮れず…
瓦の材料や造り方、敷き方など基本的なことが分かりやすく解説されていい展示だっただけに、残念です。時間が経つと展示の内容を忘れてしまいました。
八幡堀
昔ながらの屋形船に乗って石垣や白壁の蔵を楽しめますが、3月はまだ寂しく、時期が早かったようです。
日牟禮八幡宮
近くには古くから近江商人の信仰を集めてきた日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)があります。
事前に下調べをしなかったのもあり見どころが見つからず、印象の薄い場所でした。
神社からは八幡山に上るロープウェイがあり、上からいい眺めを楽しめるようですが、夕方で時間が時間だったので、乗るのは止めました。
時間がなく駆け足での移動でゆっくり観れなかったのもありますが、近江八幡は想像していた場所とは違いました。
もっと知識があれば楽しめたのでしょうが、予習が不十分だったようで、物足りなさを感じました。
1日かけて近くの安土城跡とセットで観光するのがよさそうです。
土日祝祭日は1時間に3本、夕方は4本バスが出ていますが、混んでいるはバスが遅れるはで、こちらもあまりお勧めできません。
YouTube
近江八幡はYouTubeでも紹介しています。そちらも是非ご覧ください。
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