【まとめ】旅の費用

日本一周まとめ

今回は旅にかかった費用を書いてみたいと思います。電車で約2カ月間旅をすると幾らかかるのか、気になる人は多いかと思います。そんな訳で書いてみますが、はじめに断っておくと、旅にかかった費用は参考になるのか自信がありません。

旅のスタイルは人それぞれですし、使う費用も人それぞれです。なので、こういうものに費用がかかることもあるのかなと、あくまで一例として読んでもらえればと思います。自分の場合は、普通の人ならかけないところにお金を使っているので、結構特殊な方だと思います。

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旅先でかかる費用

52日間の電車の旅で、大体65万円でした。普通に旅をする分には、1日1万円あれば無理なく回れると思います。2ヶ月なら60万あれば、電車で日本一周の旅ができるのかと。

自転車やバイクで日本一周するのと比べると、1日のかかる費用はかかります。自転車なら1日3千円くらい、バイクなら2、500円くらいでしょうか。自転車は体力が資本で食べるのが仕事ですから、バイクよりもお金がかかると思います。

1日にかかるお金が3千円として、1カ月で9万。お土産を買ったりたまにお店で食べたりして、月に10万だとすると、自転車なら2カ月で20万くらいで旅ができます。そう考えると、電車は3倍はかかるということになります。

「電車の旅にした理由」でも書きましたが、自転車やバイクの日本一周なら2カ月では終わらないことが多いです。野宿して自炊するなら必要な道具を買う必要があるので、一概には電車の旅が高いとは言えません。ですが、1日にかかるお金を比較すると、電車の旅の方が一日当たりの費用は高くなります。

自転車やバイクに比べて電車の旅はお金がかかりますが、移動中に調べ事をしたり、寝たり本を読んだり音楽を聴いたりと、時間を有効に使えるので、お金が勿体ないとも言い切れません。特に体を休ませることができるので、長旅にはいいと思います。

内訳

さて、それぞれの費用を書いていきます。料金は2015年当時のものです。

普通にかかるもの

まずは、普通にかかるものです。

交通費

青春18きっぷ

11,850円で5日分移動できます。連続した日でなくても、期間内であれば好きな日に使うことができます。6セット使ったので、71,100円。

北海道&東日本パス

10,290円で連続した7日間使うことができます。18きっぷとの違いは、区間がJR東日本とJR北海道のみの使用という点と、連続した7日のみの使用という点です。1日使ってしまったら、7日後には利用期日がきてしまいます。3セット買ったので、30,870円。

バス代

往復券やフリー切符を買うのがお得です。

ケーブル代・ロープウェイ代

往復だと少し安くなるものが多いです。

フェリー代

自分の使った範囲では、バスのようなお得な切符はありませんでした。

食費

コンビニ、ファミレス、牛丼チェーン

1食500円~1000円くらいです。コンビニやスーパーの弁当、ファミレスや牛丼のチェーン店で食べることが多ったです。駅そばでも食事をとりましたが、それなら300円前後で済みます。牛丼屋の朝定も300円前後です。

観光地のお店

1食2,000〜3,000円します。値段の割には美味しいものは少なかったのですが…。

当時は1日3食食べていたので、朝と夜はしっかり食べ、昼は少しというパターンでした。朝に牛丼屋の朝定食やコンビニのパンを買い、昼は電車の待ち時間の合間に駅そばを食べ、夜はファミレスで済ますといった感じでした。近くにスーパーがあれば、夜に半額の弁当を買ったりもしました。夜は大抵、ネットカフェに入るまで時間が余ることが多かったので、ファミレスで食べました。

宿泊費

ネットカフェ

1泊2,000〜3,000円。意外とかかりました。ナイトパックは2000円を切りますが、入会費で300円かかったり、シャワー代が300円別途かかりました。

旅のほとんどはネットカフェで泊まりました。当初の予定では2,000円で済む予定でしたが、地方の儲かっていなさそうな所は8時間くらいで2,600円の所があったりと、高かったです。東北では入会費やらシャワー代やらで1泊3,800円の所もありました。案の定、数年後には潰れていましたが…。

ビジホ

1泊3,500~5,000円。西日本は安いビジホが多く、3千円台で利用できました。東北は安い所はなく、5千円はしました。

コインロッカー代

1回大体400円だったかと。たまに300円で利用できましたが、基本的に大きいリュックを入れるとなると押し込んでも400円のロッカーが安い部類になります。500円600円の大きめのロッカーしかない所もありました。

旅先では結構歩きました。登山とまではいかないまでもそこそこ上り下りのある修験道をあるいたり、1日の大半を歩いてお寺をまわることもありました。無駄な体力を使わないためにも、足への負担を減らすためにも、リュックは駅のコインロッカーに預けて身軽な状態で歩きました。駅に荷物を預けられるのも、電車の旅のメリットになるかと思います。

コインランドリー代

1回洗濯を済ますのに、600円〜800円。洗いが一回200円、乾燥が10分くらいで200円です。1回の乾燥では乾かないので、乾燥は2回回しました。3日に一回のペースで洗濯をしました。

拝観料や入場料

300〜600円。お寺の拝観料や神社・お寺の宝物館の入場料、博物館の入場料です。博物館は1,000円くらいの所もありました。

普通はかからないもの

次は、普通はかからないものです。

お土産代

食べ物は、ゆうパックで送れる常温で腐らないものを買いました。真空パックの魚やお茶やゼリーなどです。また、ご当地限定のお菓子やカップ麺、ジュースも買いました。置物や陶器の食器なども。

お土産を送る送料

1回1,000円くらいでした。5、6回くらい送ったかと思います。箱代もかかります。ゆうパックの箱代は、中サイズだったでしょうか、1箱200円くらいだったかと。

ゆうパックは非常に便利でした。郵便局はどこにでもありますし、お土産だけではなく旅で不要になったものを送ることができます。都会の駅なら郵便局は間違いなくありますし、田舎の山奥でもこんなところにあるのかと思う場所にもあったりします。

持って行ったけど使わなかったもの(防寒着などの衣服や電子機器類)や、観光地でもらうパンフレットやうちわなどを送るのに重宝しました。パンフレットやうちわは記念に取っておきたいけど溜まると場所を取りますし、ずっとリュックに入れておくとくしゃくしゃになってしまします。書き終わった朱印帳もゆうパックで送りました。

朱印帳・御朱印代

朱印帳は1,500円くらい。神社とお寺を分けましたが、それぞれ1回ずつ買い足したくらいです。朱印代は300円~500円です。

1回だけ、心付けでと言われ自分で値段を決めるところがありました。諏訪大社関連のお寺は御朱印代が500円だったと思います。寺社仏閣には行った方なので、朱印代はかかりました。特に京都はお寺が多いので、他の場所よりもかかりました。

朱印はせっかく行ったのだから記念にという気持はもちろんありましたが、お賽銭の意味合いの方が自分には大きかったです。京都や有名な観光名所だと寺に入るのにお金を払いますが、神社や地方のお寺だとただで入れることが多いです。お賽銭を500円1000円入れたい気持はありますが、毎回そうすることはできませんし小銭も用意できません。コンスタントに、少しでも神社やお寺にお金を落とせるように朱印をお願いしたという経緯がありました。

博物館の入場料

200円~600円でしょうか。800円、1000円の所もあったような気もしますが。これも普通はそんなにかかりません。自分の場合は何かと大きな博物館があれば寄ったり、旅程に資料館があれば寄ったりしたので、結構な金額になりました。本からも知識は得られるのですが、旅先でついでに知識をつけれたらと思い、本を買うような感覚で利用しました。神社やお寺にある宝物館(500円前後)にも行きました。

お酒代

1日1000円は使ったと思います。少なくとも1日2本は缶ビールを飲んでいました。多い時は5本か6本です。ネットカフェにビール2本は持ち込んで、寝る前に飲んでいました。さらに、昼に駅でビールを買うことがしょっちゅうありました。

旅の前半では忙しさや緊張感から昼に飲むことはほとんどありませんでしたが、九州や中国地方、東北、北海道となると、電車の接続がよくありません。駅で電車を待つ間に暇つぶしに飲むビールが、これが美味しくてたまらず癖になりました。冷房の効いている待合室なんてないところが多く、真夏のホームの熱い所でキンキンに冷えたビールを飲むのは止められませんでした。

もちろんこれから神社やお寺に行くという時は飲みませんでしたが。駅の改札を出た所にある売店や田舎の雑貨屋で買ったので、定価に近い値段で高くつきました。どんな田舎の雑貨屋にもアサヒのスーパードライとチップスターが置いてあるのは、旅をしていてよく見かける光景でした。

お酒ですが、時間が余って暇になった時はファミレスに入って時間を潰すのですが、その時もビールのジョッキを一杯は頼むので、一杯500円とここでも高くつきました。

お金の項目なので、ついでですが、引き落としは郵貯を使いました。先ほどのゆうパックの所で少し触れましたが、郵貯は大きな駅には必ずと言っていいほどあるので、お金を下ろす時は便利でした。

以上、旅の費用でした。

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