【旅28日目】福岡県太宰府天満宮と九州国立博物館へ

日本一周

長崎駅近くにあるネットカフェで連泊し朝を迎えます。旅28日目は長崎県から福岡県の太宰府天満宮に行き、新下関駅のネットカフェで泊まるだけの日です。紹介するのは太宰府天満宮だけです。

それでは本日の行程です。

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28日目の行程

7:11長崎駅発
10:52二日市駅着

11:00紫駅発(西鉄太宰府線)
11:15太宰府駅着

11:25太宰府天満宮
11:50九州国立博物館

14:30太宰府駅発
14:45二日市駅着

15:30JR二日市駅発
17:30下関駅着

18:30下関駅発
18:40新下関駅着

ネットカフェで一泊

6時半前に思案橋のネットカフェを出て、路面電車で長崎駅に向かいます。7:11の電車で長崎駅を出て鳥栖駅へ向かいます。約3時間の乗車です。

空は快晴です。当初の予定では佐世保で九十九島をフェリーで観光するつもりでしたが、直前の天気予報では雨だったので福岡に移動することにしました。台風が接近しているのもあり、台風を避けるために早めに東の方に移動しておきたいと思い九十九島のフェリーは断念しました。

九十九島のフェリー観光は、佐世保駅からバスで30分ほどでアクセスでき、フェリーも大体1時間に1本出ていて観光のしやすい所です。佐世保には朝市があったり、佐世保バーガーや海産などのご当地のものがあります。今回は縁がなくて残念です。

有明海が綺麗です。

有明海といえば海苔が有名です。海苔の他にはワラスボやムツゴロウ、ヒラメの一種のクツゾコや出世魚のアカメなどが特産品として知られています。有明海は佐賀、福岡、長崎、熊本の4県に挟まれた全国的にも有数の干潟が広がる地域で、この土地ならではの海の幸が豊富にあります。

鳥栖駅で乗りかえ、20分ほど電車に乗ると二日市駅に到着します。ここからは私鉄の西鉄太宰府線に乗り換えます。すぐ近くに紫駅がありそこから私鉄で15分ほど乗ると太宰府駅に着きます。運賃210円。

太宰府天満宮

駅から参道が続きます。

梅ヶ枝餅が名物のようです。至る所で売っています。

菅原道真が太宰府に左遷された時、毎日の食事にも事欠くほど貧しい生活を強いられたようです。それを見かねた老婆が梅の枝に粟餅を巻き付けて差し入れたのが、梅ヶ枝餅の始まりといわれています。

鳥居をくぐって境内に入ります。

御神牛(ごしんぎゅう)

天神様(菅原道真公)のお使いとされています。天満宮にある牛の像は大抵臥牛(がぎゅう)と言って臥(ふ)せた牛なのだそうです。

太鼓橋(たいこばし)

神社でよく見かける形をしている橋ですが、これは太鼓を連想させる反った形をしています。あえて渡りにくい橋にすることで、神域と俗世間との区切りを明確にしているのだそうです。

太鼓橋を渡ると平橋があり、その奥にまた太鼓橋があります。

3つの橋を渡ることで過去・現在・未来を移動し、神様に近づく「三世一念」という考え方から造られているそうです。橋の架けられている池は心字池(しんじいけ)といい、心の形をした池です。3つの橋を渡って心字池の上を歩くことで、心の邪念が清められるとされているようです。

土曜日なので観光客が多いです。中国や韓国からの観光客も多いです。

麒麟(きりん)の像

麒麟は中国の空想上の生き物で、立派な王が立派な政治を行い万民がその治世を認めた時に、それを祝って天上から舞い降りると言われています。

宝物館

掛軸や甲冑が展示されていました。太宰府は古くは多くの僧が中国に渡航する際に旅の安全を願った場所です。掛軸や甲冑などの収められている展示品は、多くの僧によって納められたものとされています。

宝物館の次は、近くにある九州国立博物館に行きます。

九州国立博物館

近代的な大きな博物館です。

企画展で大英博物館をやっているので、ついでに見ていきます。

中は撮影禁止。人が多かったため展示物やパネルをじっくり見ることができませんでした。人の流れに従って移動するので内容が頭に入りませんでした。博物館や美術館はできれば平日に、難しければ比較的空いている時間に行くのがおすすめです。以前、確かGWだったのですが、東京の国立西洋美術館に海外から有名な絵が来るというので、観に行ったことがありますが、人が多くて観賞できませんでした。人が来れば来るほど館内の混雑を緩和させるため、人の流れを作って回転率を上げようとするものです。人の流れに逆らって、展示物の前に立ち止まって観賞する訳にはいかないので、人が多く集まる時に来るものではないなと痛感しました。今回は土曜だったので人が多くて失敗しました。

常設展では、日本とアジア、ヨーロッパとの文化交流の歴史を紹介しています。正しくは、常設展といわずに「文化交流展示」というようです。ここでも目新しいことがなかったのか、頭に残っていません。気になることがあれば後で調べられるようにスマホにメモするのですが、メモをした形跡もなく、展示物に関しては内容を覚えていません。展示品を理解できるだけの知識が足りず、個人的に見所のある博物館とは思えませんでした。

博物館を出て、参道のお土産屋をのんびり見て、太宰府駅に戻ります。

帰りは紫駅の一駅手前の西鉄二日市駅で降りて、二日市駅まで歩いてみます。行きに西鉄二日市駅からJR二日市駅駅の間にお土産屋が並ぶ参道が沢山あるような掲示物が幾つかありました。気になるので、帰りはお土産屋を見てみようと思い立ち寄りましたが、何もないただの道でした。暑い中汗をかくだけで歩き損でした。

時刻も15時半を周り、1日の半分以上が過ぎてしまいました。あとは今夜の寝床となる、数日前に泊まった新下関駅に行くだけです。博多の天神エリアの屋台に寄る予定でしたが、いまいち気乗りがしないので行くのを止めました。旅も半分が過ぎましたが、段々ご当地のものを食べようという気持ちが無くなってきたからです。外れの店が多かったのがその理由です。

17時半に下関駅で降り、駅構内のお土産屋を見ます。お土産に買って帰りたいものがありましたが、要冷のものばかりでした。常温のものは欲しい物が特になく、ここも空振りです。近くに海峡ゆめタワーという、関門海峡や瀬戸内海を一望できる展望室があるのですが、この時は知りませんでした。

18時半くらいに新下関駅に着き、数日前に泊まったコミックバスターに向かいます。近くにあるコインランドリーで洗濯ものを片付け、20時にネットカフェに入り今日の予定は終了です。

長崎での予定を変更したこともあり、今日は移動がメインの日となりました。時間をかなり持て余して勿体ない気もしますが、こういう日もあります。時間が余るのは勿体ないと予定を詰めてしまうと、それが狂った時に旅がキツくなります。そんな時はスマホのメモ帳に日記を書いたり、翌日の予定を確認したり、本でも読みながらのんびりします。それと、ネットカフェで暇になったら、旅行雑誌を見るのがおすすめです。○○ウォーカーやじゃらんなどの観光地を紹介した雑誌は、ルートやアクセスの確認にいいですし、お土産やご当地のものが知れていいです。気楽に読めますし。

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