2019年7月、山梨県藤野やまなみ温泉に行きました。場所は相模原市の藤野町という場所になり、東京の高尾駅から近くアクセスもいい方です。行ってみた感想は、ぬる湯でも何でもなくただの温泉で残念でした。
藤野やまなみ温泉までの道のり
東京の高尾駅から10:17発甲府行の電車に乗り、藤野駅に向かいます。乗車時間は13分。相模湖駅の次と2駅しか離れていません。長いトンネルを抜けると直ぐに着いてしまいました。運賃は242円です。
ホームに降りると山々が見えます。
たった2駅で田舎に来てしまいました(高尾駅も田舎ですが…)。
前回の秋山温泉のように、今回もちょっとした旅気分が味わえそうです。
10時半に藤野駅に着き、10時40分の温泉行きのバスに乗ります。バス停は分かりやすいので迷うことはありません。乗車もICカードが使えるのでバスの真ん中から乗車しICカードをタッチするだけで簡単です。
バスの乗車時間は15分ほどです(運賃は240円)。山道をうねうねと上っていき、ちょっとした旅気分を味わえます。途中にある藤野芸術の家で降りると、野外彫刻などが点在する一周6kmの芸術の道を散歩することができるようです。藤野芸術の家とセットで温泉を楽しむのもいいのかもしれません。
やまなみ温泉入口で降りて、坂道を上ります。
温泉に向かう乗客は高齢者の方が多くて、期待できます。
季節は紫陽花の時期でした。
駐車場の近くにも綺麗な紫陽花が植えられています。
そして温泉に着きました。
藤野やまなみ温泉の紹介
中に入ると下駄箱と券売機があります。1日券は1000円、3時間券は700円。長湯をするつもりだったので、1日券を買いました。
温泉は内湯が2つ、露天が1つです。内湯は源泉かけ流しと加熱・循環の2つ、外の露天は加熱のみです。源泉は38度くらい、加熱は40度以上でしょうか。源泉はぬるくもなく、ちょうどいいお湯加減でしたが長く浸かるとのぼせてしまいます。
一旦お湯から出ても座ったり寝転ぶところがないので、休む場所がありません。外にはベンチがあるのですが、この日は21℃と気温が低かったので案の定体が痒くなってしまいました。仕方ないので湯船に腰をかけて足だけお湯につけて休んでは湯船に入ってと繰り返していましたが、そんなのでは長湯できる訳もなく結局30分で出てきてしまいました。
お湯はナトリウム系でしょうか、ぬるぬるとしてしょっぱいお湯でした。少し塩素の臭もしました。べたついた感じがしたのでシャワーを浴びるとまた体が痒くなってと、寒暖アレルギー持ちの人には辛い温泉でした。
露天には桜の木が植えてあり、桜の季節は景色が最高らしいです。夜はライトアップされていい雰囲気なのだとか。
感想
ぬる湯ではなかったので、個人的にはいまいちでした。行くまでは楽しかったのですが。残念でした。公共温泉といった感じで塩素の臭いも気になり、いいお湯だとは思えませんでした。
登山や芸術の道の帰りに一汗流すのにはいいのでしょうが、お土産も特に名産品のようなご当地のものがなく、面白みはありませんでした。ちなみに刺青・タトゥーOKの温泉です。
基本情報
温泉:内風呂 源泉かけ流し(源泉100%使用、加水なし)
バイブラバス・ジェットバス 源泉かけ流し・循環ろ過併用風呂
露天風呂 源泉かけ流し・循環ろ過併用風呂
営業時間:午前10時~午後9時
料金:3時間大人750円、1日大人1050円
アクセス:神奈川中央交通バス 藤野駅より「やまなみ温泉」行 15分、「やまなみ温泉入口」下車 徒歩2分 240円(IC231円)
(2021年9月現在)
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