新湯治場 秋山温泉の感想

山梨県

2019年6月、山梨県の秋山温泉に行きました。昨年12月にぬる湯に興味を持つようになってから、近場でどこかいい所がないか開拓しています。個人的に気に入ったぬる湯の温泉が家の近くに2、3ヵ所でもあれば、仕事で疲れが溜まったりリフレッシュしたい時に、定期的に心身ともに休むことができます。そんな思いから、今回は山梨県にある秋山温泉に行って来ました。

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秋山温泉までの道のり

6月の平日、11時半くらいに高尾駅から電車に乗って上野原駅に向かいます。

甲府行の電車に乗りますが、上野原駅は高尾駅から3つ目です。

乗車時間は約15分、運賃は330円(2021年9月現在)です。

改札を出た所だったでしょうか、忘れましたが2階から相模湖が見えます。

南口に出てバスロータリーで送迎バスを待ちます。

ここは南口になりますが反対側の北口には飲食店があり、中でも酒饅頭が有名で5軒ほどお店が集まっているようです(市内には12軒ほどあるそうです)。かつては江戸と甲府を行き来する商人が多く、彼らの口から酒饅頭が評判になりそれが現在も残っているのだそうです。知っていれば帰りに寄ったのですが、この時は知りませんでした。

ロータリーで15分ほど待つと送迎バスが来て、いざ温泉へ向かいます。

坂をどんどん登っていって左に右にと曲がっていってトンネルにも入ってと、まるで旅行しているみたいです。

高尾駅から電車ですぐだったので味気なかったのですが、バスに乗るとちょっとした日帰旅行気分を味わえました。

送迎バスに乗ること15分、秋山温泉に到着です。

秋山温泉の紹介

ホームページには「新湯治場」と書かれていて、期待が高まります。

料金は800円。市内在住の人は600円くらいだったかと思います。入り口でお金を払って、下駄箱の鍵を渡して、ロッカーの鍵を受け取ります。ロッカーは縦長の大きめのもので、上着をハンガーにかけれたり大きな荷物が入るので便利です。

中は内湯が3種類と外湯が露天一つ。露天が一番高めの温度でした。ぬる湯が一番広い浴槽で深さもあり、外の景色を見ながら浸かれます。泉質は単純アルカリ温泉のようです。

ぬる湯は36℃で、ちょうどいい温加減でした。小さな泡風呂がありそこは次に暖かく、その次に浅い湯舟の所が温度が高くなりますが、高いといっても40℃あるかないかでした。温泉自体はいい温度でしたが、塩素の臭いが気になりました。プールの水に浸かっているのと同じ臭いで、そこが残念でした。

ぬる湯といえば長湯をしたいところですが、行った時は静かではありませんでした。地元のご高齢の方が6人くらいずっとしゃべっていて、声も館内に響きます。僕自身部外者ですし、多少話し声がうるさくてもそれがそこの特徴なのかと思いますし、地元の生活が聞けたりできるので苛々することはありませんが、静かに静養するようは場所ではありませんでした。

なんだかんだ2時間ほど浸かり休憩所に行きますが、次のバスまで2時間もあります。ソファでは横になって休んでいる人がいるので、自分も寝転んでいましたが、ここも静かな場所ではありませんでした。

テレビの音が大きくて、おばさんが話す声もでかかったです。Wi-Fiが繋がらなくて不便ですし、電波もあまりよくなくて、なんだかなといった感じです。

休憩所には売店もあり、地元のお土産があります。

漬物なんかも種類が多いです。

食堂もあるので、飲食にも困らないかと思います。プールも隣接しているので、運動をすることもできます。

感想

36℃とぬる湯のお湯加減はよかったのですが、塩素の臭いが気になったが残念でした。送迎バスの本数は少ないので入館したら4時間くらい館内にいることになりますが、温泉も休憩所も落ち着ける場所ではないので、長居するには結構キツいところがあります。ちょっとした日帰り旅行気分を味わえただけに、残念でした。

基本情報

秋山温泉のホームページ

基本情報
泉質:単純アルカリ
ぬる湯の温度:36℃
営業時間:10:00~21:00
休館日:毎月第4月曜日(第4月曜日が祝日の場合は翌平日)
料金:820円(17時以降510円)
アクセス:上野原駅から無料の送迎バスあり(約15分)、毎週月曜~土曜運行、日曜運休
(2021年9月現在)

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