高尾駅から駒木野庭園へ
前回の続きです。山梨県の塩山駅から電車に乗り10時半過ぎに高尾駅に着きます。家に戻る前に高尾駒木野庭園の盆栽展に寄ってみることにします。高尾駅から歩いて15分の距離です。
JR高尾駅の改札を出てから真っ直ぐ歩いて交差点を左に進みます。
ずっと歩くと京王線の高尾山口駅に着きますが、この通りには食べ歩きにもいい和菓子屋があります。
萬盛堂(まんせいどう)
明治末期創業の老舗で、保存料や防腐剤は一切使用していないお店で、お団子や大福が売っています。団子は1本70円、80円と良心的な値段です。
有喜堂(ゆうきどう)支店
本店は高尾山口の参道にあり、創業は明治30年代といわれている老舗です。お店を覗いたら焼きたてのたい焼きが陳列されていて、美味しそうでした。こちらも鯛焼き120円と良心的な値段です。
チチ
週末営業の自家製酵母パンが人気のお店。ライ麦をたくさん使った黒パンや柔らかい白パン、スコーンなどを販売しているようです。
珍しくバックパッカーの姿も
橋を渡り
信号を右に曲がると
駒木野庭園に着きます。
高尾駒木野庭園
日本の伝統的な建物や池泉回遊式の日本庭園を見学することができる、無料の庭園です。盆栽棚や枯山水の庭を鑑賞することもできます。
盆栽展を開催していました。
建物は戦前に建てられた昭和期の日本家屋
盆栽棚
山柿
心字池と錦鯉
藤棚
駒木野病院
あまり知られていないいないのか、穴場です。
車の走る音もそれほどなく、静かな場所です。高尾山の帰りに寄るのもおすすめです。
2回目ということで建物内部の写真は撮りませんでした。以前の記事に載っていますので、そちらも見てください。
こちらでは春と秋の年に2回、盆栽展を開催しているようです。
枯山水の庭
スタッフの方の説明によると、限られた空間に鉢を置き、窮屈にならないように配置されているのだとか。
ベストのものを置いているのではなく、季節感を感じさせるものを置いているのだそうです。
枯れゆくものや色あせてゆくもの、葉が落ちてゆくもの、そういった「わび・さび」の世界を表現しているのでしょう。
短い滞在時間でしたが、いい場所でした。高尾駅から和菓子屋を覗きながら散歩して、日本庭園を鑑賞してから高尾山駅に行くのもいいのかと思います(15分あれば高尾山口駅に着けます)。
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