【冬の青春18きっぷ】日帰りで石和温泉へ 甲州ワインとぬる湯を堪能

山梨県

2018年12月下旬、青春18きっぷを使って山梨県石和温泉に行きました。東京からアクセスがよく、気軽にワインを飲んでぬるめの温泉に浸かり、年末の疲れを癒してきました。

簡単ですが旅の行程です。

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旅の行程

8:10高尾駅発
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9:50石和温泉駅着
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10:00駅の観光案内所でワインの試飲
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10:30旅館 深雪温泉で日帰り入浴
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12:00マルスワイナリーでワインの試飲
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12:45旅館 日の出温泉で日帰り入浴
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14:53:石和温泉駅発
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16:32高尾駅着

高尾駅→石和温泉駅

8時過ぎの電車で東京の高尾駅から石和温泉に向かいます。前回・前々回に続き今回もぬる湯が目当てです。高尾駅から石和温泉駅までは約100分。途中、勝沼ぶどう郷駅で素晴らしい景色が広がります。

盆地に集まる家々と雪の被った南アルプスを見渡せます。

ちょうど高尾駅から60分くらい。

勝沼ぶどう郷駅には、ぶどうの丘というワインを楽しめる施設があります。地下にワインカーヴがあり、甲州市推奨ワインが約200銘柄・ 2万本貯蔵されていて、1,500円ですべて試飲ができます。宿泊施設や温泉もあり、日帰りでも宿泊でも楽しむことができます。

温泉といえば、勝沼ぶどう郷駅から石和温泉駅(甲府の手前)の間にある塩山、山梨市、春日居町にも魅力的な温泉があり、温泉が好きな人にはいいエリアなのかと思います。

高尾駅から電車に乗ること100分、石和温泉駅に着きました。

石和温泉の簡単な紹介

駅名から分かるように、宿泊施設の多い温泉地です。駅の右(写真では左側)には足湯もあります。

駅から真っ直ぐに歩いて行くと温泉街があり宿泊施設が並びます。石和温泉旅館協同組合のホームページを見ると、33もの温泉施設があり、18の温泉施設で日帰り入浴をしています(※2021年9月現在はコロナの影響で大半が休止しています)。

食べものは、ほうとうや馬刺しが食べられるお店が人気らしく、「ラーほー」というラーメンのスープにほうとうを入れたものもご当地グルメとして知られています。

そして山梨といえばフルーツが有名です。1月~5月はいちご狩り、5月~6月はさくらんぼ狩り、7月~8月は桃狩り、ぶどう狩りが7月~11月、りんご狩りが9月~11月と、12月を除いて年中果物狩りをしているので、温泉とセットで楽しむのもいいのかと思います。

石和温泉観光案内所でワインの試飲

さてまずは、駅の観光案内所に入ります。

こちらは観光案内所ですが、中にはワインの試飲スペースがあり、有料で試飲ができるのです。

ワインサーバが設置されていて、1杯200円~400円で試飲できます。

カウンターでプラスチックのグラスを受け取り、銘柄や量を決めたら自分でタッチパネルを操作し、グラスに注ぐシステムになっています。

ワインサーバーの隣の棚にはワイナリーの紹介や甲州ワインの特徴などが書かれています。

種類は16種類。

それぞれのワインの特徴や味、メーカー希望小売価格などが書かれています。4千円(メーカー希望小売価格でしょうが)のワインも飲むことができます。

ボタンを長押しするとワインが出てきます。

なかなか出てきませんが、ずっと押していると出てきます。

赤白それぞれ一杯ずつ飲んでみましたが、あっさりというかすっきりというか、あまり濃いタイプではありませんでした。せっかくなので1本4千円するワインも飲んでみましたが、正直それほどといった感じでした。

石和温泉・勝沼エリアには1日で回りきれないほどたくさんのワイナリーが存在するので、甲州ワインがどんなタイプのものか知るには気軽に立ち寄れるのでいいのかと思います。

旅館 深雪温泉で日帰り入浴

駅から少し歩き温泉施設の並ぶ通りを歩きます。

そして駅から歩いて7分くらいの場所にある、深雪温泉にやってきました。

温泉街の中でも人気の温泉で、源泉かけ流しの贅沢な温泉です。お湯の湧く量が多いのがここの特徴で、すべての浴槽だけでなくカラン・シャワーも源泉を利用しています。チェックインとチェックアウトの間の10:30~14:30のうち90分、日帰り入浴を利用することができます。料金は1,000円(2021年現在は1,100円です)。

休憩所には売店もあります。

柿の湯という露天の岩風呂があるのですが、場所によってはぬるいお湯があり長湯できました。泉質はアルカリ成分の硫黄の臭いがする源泉掛け流しで、かなりいい湯で1時間ほど浸かってしまいました。コップが置いてあり飲泉もできます。

詳しい泉質や浴槽の様子は深雪旅館のホームページで見れます。

いい湯に浸かってからは、マルスワイナリーに向かいます。

マルスワイナリーでワインの試飲

深雪旅館からは歩いて17分かかりますが、石和温泉駅からは10分の距離です。

工場見学とワインの試飲ができる施設です。

工場見学の方は予約制なので事前の予約が必要です。

中に入ると、何種類かのワインを無料で試飲できます。

蛇口のようなものがあり、ひねるとワインが出てきます。

赤ワインに

白ワイン

本格的なぶどうジュースも飲めました。

海外のワインに慣れているせいか、個人的には甲州ワインは全体的に薄く感じてしまいます。値段が高くなるとそうではないのかもしれませんが、少し物足りなさも感じました。

あまり濃くないワインやすっきり、さっぱりしているワインが好きな人にはいいのかもしれません。

奥にはショップと有料の試飲コーナーがあります。

マルスワイナリーを出た後は、もう一軒、ぬる湯があって日帰り入浴のできる温泉に向かいます。

日の出旅館という場所で、温泉街のある場所の反対側にあります。

渋柿

ぶどうの木

桃の木でしょうか。

見えてきました。

マルスワイナリーから歩いて11分ほど、石和温泉駅からも歩いて11分の距離です。

旅館 日の出温泉で日帰り入浴

旅館 日の出温泉

旅館の離れに温泉があり、日帰り入浴ができます。正しくは「立ち寄り湯」というそうです。

※2018年時点の話なので現在日帰り入浴ができるのかは分かりません。利用できるかは電話で聞いた方がいいです。

時間の制限は特になく、500円という料金でお湯に浸かることができました。

ネットでぬる湯を探していたら、この温泉の評判がよかったので入ってみましたが、いいお湯でした。37℃くらいのちょうどいい温さで、とても気持ちのいい湯でした。

あまりによかったので、年が明けてから泊まりに行ったのですが、宿泊にもおすすめの旅館です。一人でも泊まれ料金も高くはなく、料理も美味しかったです。次回記事にしたいと思います。

2019年1月撮影

自家噴泉の源泉かけ流し(左)と石和温泉(右)の二つの温泉を楽しむことができます。左が37℃くらい、右が40℃くらいです。源泉かけ流しの方はコップが置いてあり、飲泉もできます。

2019年1月撮影

個人的にはぬる湯が気持ちよくてずっと浸かっていられると思いましたが、一緒に行った彼女の方はぬる湯は冷たくてあつ湯にずっと入っていたと言っていました。個人的にはいい温度でしたが、人肌程度のぬる湯は人によっては冷たくて落ち着かないようです。熱いお湯が好きな人にはぬる湯はうけないんだなと意外でした。

以前ご紹介した下部温泉や栃尾又温泉は東京から遠いので気軽には行けませんが、石和温泉ならそれほど遠くはありませんし日帰り入浴のある場所もあるので、ぬる湯に興味があれば体験しやすいのかと思います。隣の春日居町駅には正徳寺温泉 初花という評判のいい源泉かけ流しのぬる湯があるので、こちらもいいのかと思います。

 

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