2泊3日の夏旅行 伊豆稲取温泉 食べるお宿 浜の湯へ

静岡県

2019年9月、夏休みに伊豆旅行をしました。静岡県東伊豆の伊豆稲取にある浜の湯旅館に泊り、名物の海の幸たっぷりの食事と海を見たわせる露天の温泉、そして朝日を楽しんできました。浜の湯に泊まるのは今回2回目となりますが、贅沢な時間を過ごせるいい旅館です。いい値段しますが、普段の疲れを取るにはおすすめです。今回は浜の湯の紹介をしたいと思います。

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食べるお宿 浜の湯

伊豆高原駅から2駅先の伊豆稲取駅に14時半くらいに着きます(前回の記事はこちら)。

ここは雛の吊る飾りが有名な土地で、毎年1月(場所によっては2月)から3月の間に吊るし飾りを公開しています。文化公園やむかい庵、素戔嗚尊神社などで見ることができます。

駅から送迎バスに乗り、浜の湯に向かいます。

2011年に泊って以来、8年振りの2回目の宿泊です。ボリューム満点の伊豆の海の幸料理と、海を一望できる大パノラマ展望露天風呂を楽しめる旅館です。

ウェルカムドリンクは緑茶とニューサマーを使ったお菓子。石川県の伝統工芸品の久谷焼でしょうか、お洒落な器です。

ロビーからも海が見えます。

海の見える部屋

部屋は海の見える部屋です。

晴れていると朝日を見ることができます。

冷蔵庫

ホテルを出るとすぐ左に海があるので、波の音を聞きながら散歩をすることができます。

朝の散歩にもおすすめです。

温泉に浸かり部屋で寛ぎます。

伊豆高原駅のお土産屋で買った静岡ビール。サッポロビールが静岡県限定で造っているビールです。ちょっと味が薄かったような気がします。

旅館には展望露天風呂があり、海を見ながら温泉に浸かれました。ホームページで見れます。

露天風呂は1日目の方はぬるめで景色がよかったのですが、2日目は熱めでした。正面に海が見えるのですが、左にある寝湯の方に行くと漁港や家々が見下ろせます。漁港には白い船が定間隔に停まり家々が灰色や青の瓦屋根で同じ高さで建てられていて、いい光景でした。

昨日と今朝は海岸に出てずっと海を見ていましたが、今日は部屋から見下ろせてとても贅沢な気分です。

ボリューム満点の夕食は旅館名物のキンメの煮つけと舟盛を楽しめる

18:30から夕食です。

こちらの旅館は量が多いので昼は食べずに来ました。

アワビの酒蒸し。磯の香りと甘みをして、文句なしに美味しい逸品です。

そして刺身の舟盛

伊豆の特産品の生わさびをすりおろしていただきます。

せっかくなので日本酒もいただきます。

刺身は、マグロ、ハマチ、メダイ、さわら、伊勢エビ、つぶ貝(多分そうだったような…)、そして鯛です。

伊勢海老も生のと湯引きしたのとの2種類あります。

鯛も伊勢海老も貝も目で見て楽しめます。

ウニと和牛のローストビーフ

南瓜饅頭

そして旅館名物の金目鯛の煮つけ。この宿ならではの甘辛めの濃い味付けです。身が厚く脂が乗っていて美味しい一品です。

冷製コーンスープや

穴子飯の釜めしに

デザートにとたらふく食べました。

刺身の舟盛も贅沢ですが、大振りの金目鯛の煮付けも贅沢です。ご飯の上に乗せて食べると、また違った楽しみ方ができます。美味しい料理を満足するまでいただきました。

伊豆高原駅で買った地ビールを飲みながらゆっくりして

少し早めに寝ます。

部屋から最高の日の出を見れる

4時に起きた日の出を待ちます。この旅館は天気がいいと部屋から朝日を見ることができます。昨晩夕食の時に「今日は新月が過ぎたから星がよく見えますよ」」と教えてもらいました。寝る前は星が見えなかったのですが、明け方には沢山の星が見えました。新月だと月が見えなくなり空が一段と暗くなるので、星がよく見えるのです。

4時半前に少しずつ水平線が赤みがかってきました。

綺麗な赤い色がだんだんと広がっていきます。

空も少しずつ青くなり、綺麗な色が広がってきます。

海の色、雲の色、太陽の色と、3層の色が何ともいえないです。

太陽はなかなか姿を現さず、5時20分頃にようやく出てきました。

何とも贅沢な時間です。

以前泊まった時は天気がよくなく日の出を見れませんでしたが、今回は天気に恵まれ素晴らしい景色を見れました。

部屋から朝日を見るのもいいですね。

8時の朝食まで時間があるので朝風呂に入り(海を見渡せる露天風呂もいい眺めでした)、1階のフロントの近くにあるバーでコーヒーをいただきます。

こちらの景色もいい眺めです。

部屋に戻り朝食までのんびりします。

舟盛が出てくるボリューム満点の朝食

ここの旅館は朝食もボリュームがあります。これだけでももう十分ですが、舟盛が持ってこられます。

アジの焼魚

小鉢

伊勢海老の味噌汁

ご飯は釜炊き

海を見ながらゆっくり朝食をいただけます。

そして、運ばれてくるまで忘れていましたが、舟盛が来ます。

金目鯛、アジ、カンパチ、イカ、甘エビ

運んできてくれた方が「刺身は消化にいいですから」と笑っていたので随分と調子のいいこと言うなと思っていたら、本当でした。魚自体消化がよく、刺身、煮物、焼き物、乾き物の順で消化がいいことを後から知しました。

金目の刺身。昨日は煮つけ、今日は刺身と、稲取名物の金目鯛を夕飯と朝食との両方で食べられます。

デザート

印象的だったのが、ところてんを角切りに切ってあんみつをかけた小鉢です。稲取ではところてんにあんみつをかけて食べるのが一般的らしく、通常の細長いところてんにもあんみつをかけて食べるのだそうです。

年末年始やお盆のシーズン以外に、河津桜の季節となる1月下旬からの1ヶ月が混むのだそうです。元日の御来光の時には、宿泊客以外の人もホテルの前の海岸に集まり朝日を見るのだそうです。河津桜が咲く一ヶ月間は、旅館やお土産屋などの観光関連のお店が1年の収入の8割を稼ぐ時期でとても忙しいそうです。そんなことも教えてもらいました。

ありがたいことに食後のコーヒーもいただけました。

なんとも贅沢です。

朝日を見て、温泉に浸かって、豪華な朝食を食べて、海を見てのんびりしてと。

一人旅が3回できる料金でいい値段がしますが、たまにはいいものです。

10時にチェックアウトします。いい旅館でした。

楽天トラベルで予約:伊豆稲取温泉 食べるお宿 浜の湯

伊豆稲取駅→新橋駅

伊豆稲取駅の周辺

駅の近くにあるスーパーにところてんが売っていました。

駅の改札の前にはお土産屋があり、冷蔵・冷凍の干物などが売っています。

常温の干物も売っていますが、左の金目鯛の燻製はなかなか美味しかったです。

伊豆急に乗って熱海に向かいます。

黒い車両の黒船列車に乗ることができました。

車内には海の見えるシートという座席があり、旅行気分を味わえます。

伊豆大川駅辺りまでは綺麗な海を楽しめます。

特に片瀬白田駅までは海が見れる時間が長めです。

熱海駅で東海道本線アクティー宇都宮行に乗り新橋駅に向かいます。乗車時間は1時間30分くらいです。乗り換えがないので楽です。

伊豆急行は海を見ながら寛げるので観光には旅行にはいいです。終点の下田に泊るのもいいのかと思いました。下田には白浜海岸やロープウェイで高台まで登り海を見渡せる寝姿山自然公園がありますし、ペリーロードや下田海中水族館、伊豆クルーズなど楽しめる場所が結構あります。機会があれば行ってみたいと思います。

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