【まとめ】2015電車日本一周 費用やルート、旅の感想など

日本一周まとめ

今回は2015年にやった電車日本一周の旅の簡単な説明と、費用、期間、ルート、持ち物、旅の動機、やってみた感想、大変だったこと、そして日本一周はやる価値があるのかについて、簡単に書いています。

それぞれの項目を別の記事で詳しく書いているので、気になる項目があればそちらもご覧ください。これから電車で旅をしたいと思っている人の参考になるように、大変だったことやうんざりしたことも正直に書いています。

旅をしたのは大分前ですが、現在でも当てはまることが多いので参考になると思います。2022年にこの時の旅の続きをし、29日間の電車の旅をしましたが、当時と同じようなことを感じました。

新しい旅の感想も是非ご覧ください↓

久しぶりに電車日本一周(のようなものを)をして感じたこと | 綴る旅 (tsuzuritabi.com)

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旅の簡単な説明

2015年の夏に仕事を辞めて電車日本一周をしました。

期間は52日間で、途中、旅にうんざりして切り上げてしまい、短くなりました。

青春18きっぷと北海道&東日本パスを使って海沿いを時計回りに移動しました。JRの在来線をただただひたらす移動する旅でした。

宿泊は基本的にネットカフェに、たまにビジネスホテルに泊まりました。

目的地は世界遺産をはじめとした有名な神社、寺院、城が多く、人が造ったものがメインでした。屋久島や白神山地といった自然は敢(あ)えて観に行きませんでした。

費用

52日間の旅で使った金額は約65万円でした。それとは別に旅の準備に使ったお金が6万くらいかかりました。

普通ならかからないもの(御朱印代や博物館の入館料など)に使ったので高くなりましたが、普通に旅をするだけなら、1日1万円以内で収められます。1ヶ月なら30万、2ヶ月なら60万あれば回れます。

それでも「1日1万円は高い!」思う人は結構いると思います。自転車や徒歩なら52日間でそんなに使いません。

電車だと交通費が3,000円、宿泊費が3,000、合計6,000円は毎日かかるので、自転車や徒歩よりも1日に使う金額が大きくなります。

ですがそれでも電車で移動することには大きなメリットがあります。

電車で移動するメリットはこちらの記事に、費用の詳しい内容はこちらの記事に書いていますので、是非参考にしてみてください。

ルート

CraftMAP(http://www.craftmap.box-i.net/)を使用

東京から時計回りに移動しました。私用で一気に回れなかったので、3回に分けています。分割しなければ費用がもう少し安くなったと思います。

東京から海岸線に沿って岡山まで移動し、岡山から四国に渡り、四国を時計回りに一周しました。四国から本州に戻り、また時計回りに海岸線を移動して九州に、というルートです。

九州を一周して山陰地方の沿岸部を北上していきますが、台風で敦賀には行けませんでした。京都に行き、京都から富山へ行き、富山から新潟までは18きっぷが使えないので、名古屋へ南下して東京へと移動しました。

その後は東京から長野経由で新潟へ移動し、新潟から北海道へ行きました。北海道は札幌から釧路まで行きましたが、旅を切り上げて青森に移動し、青森から南下して東京に戻りました。

時計回りにした理由は詳しいルートの記事に書いています→こちらをどうぞ。

期間

旅をした日数は52日間です。当初は最低でも2カ月は旅をする予定でしたが、旅に飽きてモチベーションが下がり、旅を切り上げました

旅は3回に分割しました。私用で家を1ヶ月以上空ける事ができなかったので、1、2週間旅をしては家に戻り、数日後にはまた旅に出てといったものになりました。旅を中断したこともモチベーションを下げる原因になりました。

本来であれば73日間旅ができました。青春18きっぷが使える7月20日から北海道&東日本パスの利用期間が終わる9月30日までです。

しかし、旅が辛くなり短縮してしまいました。

その理由は詳しい期間の記事に書いています。→こちらをどうぞ。

持ち物

荷物は、着替え3日分、アメニティ、給水タオル、洗剤、折り畳み傘、スマホの充電器、HDD、朱印帳などです。着替えは3日分あれば何とかなりました。

バックパッカーが背負っているような大きなリュックに次の物を詰め込みましたが、2022年に日本一周の続きをした時は普通のリュックで十分でした。

ネットカフェで宿泊することが多かったので給水タオルが活躍しました。その他に便利だったものや不要だったものは、詳しい持ち物の記事に書いています→こちらをどうぞ。

動機

電車日本一周の旅をした動機はいろいろありました。

子供の頃から電車で長旅をしたかった、日本一周をしたかった、健康なうちに旅をしておきたかった、仕事を一旦辞めて充電したかった、知らない土地に行きたかった、視野を広げたかった、日本について知りたかった、などです。

その中でも、電車で旅をするのが子供の頃からの憧れだったことと、日本をもっと知りたかったことが特に大きな理由でした。

日本一周をするために仕事を辞めたというよりは、仕事を辞めて自由になったから日本一周をしました。

詳しい動機についてはこちらをどうぞ。

やってみた感想

電車日本一周はとにかく大変でした。

そして正直二度としたくない

それが正直な感想です。旅の最中と旅を終えてからはこの気持ちが大きかったです。

(旅の大変さは下の「大変だったこと」で書いています)

ですが、それと同じぐらい達成感があります。

そして旅が終わり時間が経てば経つほど、後になってから「やっておいてよかった」と思うようになります

ありきたりですが、人生の宝物になりました。

旅の感想は「旅をしてみてよかったこと」「旅をして大変だったこと」「旅をしてみた感想」に書いています。

大変だったこと 

電車日本一周はとにかく大変ですが、旅を始める前の準備から大変です。

電車の乗換や観光地へのアクセス、観光地の営業時間や休館日、ネットカフェやコインランドリー、銭湯の場所など、下調べに結構な時間がかかります。

電車やバスの本数の少ない田舎で乗換を逃すのは致命傷なので、特に乗換には注意を払いました。

そしていざ旅をするという段階になっても、下調べから解放されることはありません。

電車の移動中はほとんど予定の確認をしていました。台風の動向も常に気にしていました。

旅をする前は電車日本一周は楽しいもの、贅沢なものだと思っていました。仕事からの解放感を思いっきり感じて車窓を眺め、見知らぬ土地をのんびり歩く、優雅な寛ぎの旅だと思っていました。

ですが現実は、常に予定表とにらめっこです。

寝不足で眠い時は辛かったですし、車窓から素晴らしい景色が続く時も写真や動画を撮ったりぼんやりと綺麗な景色を楽しむことができないことが多々ありました。

そして、それだけ準備しても予定通りにはいかないものです。

そうなれば予定を調整する羽目になり、ネットカフェで調べているうちに寝不足になり、体もきつくなります。

また、大変な思いをして移動しても、行った先ががっかりスポットだったことも少なくありません。

…と大変なことだらけでしたが、必ずしも大変=辛いとは限りません。捉え方で感情が変わりますし、好きななら他人から見て大変なことも本人は楽しいものです。

より充実した旅を計画するために、詳しい記事も是非ご覧ください→こちら

電車日本一周をやる価値はあるのか

これは難しい質問です。

この記事をご覧になっている方の大半は、これが一番気になるのではないでしょうか。

僕自身、旅を終えてから数年は「日本一周なんてやるもんじゃない」という気持ちが大きかったです。なので当時は日本一周をやる価値があるという記事を書きませんでした。

ですが2022年に日本一周を再開してから現在(2023年4月)までは「大変だけどやるだけの価値がある」という気持ちが大きいです。

人ぞれぞれなので安易に言えませんが、日本一周を目的にするならしないほうがいい、日本一周を手段にするならやった方がいい、というのが現在の僕自身の考えです。

旅を生活の糧や趣味にするのなら、あるいは日本の文化や歴史(地酒などのご当地の食でもいい)を調べたり発信するのが仕事や趣味なら、やった方がいいです。

また旅が好きでも日本一周にこだわる必要はありません。分割した方が効率はいいです。

そんなことも新しく記事を書いてみたので、参考にしてもられたらと思います↓

電車日本一周をやる価値はあるのか | 綴る旅 (tsuzuritabi.com)

さいごに

以上、ざっと2015年の電車日本の旅のまとめを書いてみました。

徒歩だろうが車だろうが、自転車だろうが、日本一周をした人のほとんどが「日本一周は大変だ」と思い、それをブログやYouTubeで発信していることでしょう。

それでもやりたくなってしまうのが、日本一周です。

日本一周を考えている人は、いろいろな体験談を参考にして自分なりにやるかやらないか考えるのがお勧めです。個人的には一気に一周することに固執せず、分割するのもいいかと思います。

この記事で書いたそれぞれの項目の詳しい内容は別に記事にしているので、是非そちらを見てください。

簡単な総集編もありますので、そちらも見てみてください。→ 2015年電車日本一周総集編

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