【旅21日目】前半 広島県原爆ドームへ

日本一周

広島駅近くにあるネットカフェで朝を迎えます。旅21日目は原爆ドームに行き、その後は宮島の厳島神社と山口県岩国の錦帯橋に行き、徳山のネットカフェで一泊します。今回は原爆ドーム、厳島神社、錦帯橋を紹介します。

それでは本日の行程です。

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21日目の行程

8:00原爆ドーム

10:15広島駅発
10:47宮島口駅着

11:20宮島観光

14:00宮島口駅発 
16:05西岩国駅着

16:30錦帯橋

17:21岩国駅発 
18:33徳山駅着

徳山駅のネットカフェで一泊

7:30にネットカフェを出て、歩いて原爆ドームへ向かいます。フタバカフェはシャワーと歯ブラシが無料で、店内が広くシャワーも3室ありました。観光客が多いのでしょう。快適でした。

原爆ドーム

快晴です。本日は8月15日、終戦記念日です。強い日差しのなかゆっくり歩くこと30分、原爆ドームに到着します。

原爆ドーム
核兵器の惨禍を伝える建築物として、世界文化遺産に登録されています。この建物は設立当初、大正4年(1915年)は 「広島県物産陳列館」という名称で、広島県内の物産品の展示や販売をする施設でした。

爆風がほとんど上から真っ直ぐ下に働いたため、側面の厚い壁や鉄骨のドーム部分は、奇跡的に倒壊を免れたといわれています。建物内にいた人は全員即死、建物内部は熱線による火災で全焼でした。

相生橋を渡って平和記念公園に向かいます。

相生橋
上空から目立つため、投下目標にされたといわれています。

平和の時計塔
毎日8時15分にチャイムが鳴ります。毎日全世界に向けて、同じことが起きないように「ノーモアヒロシマ」を強く訴えています

原爆の子の像

世界中の人々からたくさんの千羽鶴が年間を通じて捧げられていることから、「千羽鶴の塔」とも呼ばれています。頂上に設置されているのは折り鶴を持つ少女で、側面左右の二体は明るい希望を象徴した少年と少女です。

広島市公式ホームページによると、世界中から送られてくる千羽鶴は、年間10万トンにもなるそうです。

公園の敷地は広く、園内には平和への願いが込められた数々のモニュメントや碑が設置されています。

原爆死没者慰霊碑

 毎年8月6日には、平和記念式典が開催される場所です。

平和の灯

水を求めてやまなかった犠牲者を慰め、核兵器廃絶と世界の恒久平和を願うという意味を込めて、1964年8月1日に平和の灯が点火されました。全国12宗派から寄せられた宗教の火と、溶鉱炉などの全国の工場地帯から届けられた産業の火が火種となっています。

慰霊碑で黙祷してから、8:30に平和資料館(写真奥)に入ります。終戦記念日ということで入り口には長蛇の列ができていました。入館料50円。

館内の展示の一部

原爆死没者追悼平和祈念館

平和記念資料館の近くにある原爆死没者追悼平和祈念館に寄ります。無料の施設です。被爆体験記や原爆死没者の遺影があります。

人がいなく静かな場所で、戦争のことを自分なりに考えることができる空間でした。

先ほどの原爆死没者慰霊碑です。8時半前は空いてましたが、9時半になると祈りを捧げる人が増えてきます。

公園内を少し歩きます。

祈りの像

第2次世界大戦(大東亜戦争)をはじめ、幾多の困難に際して国に殉じた犠牲者の慰霊と平和への祈りを込めた記念碑です。

動員学徒慰霊塔

戦時中、勤労奉仕に動員されて亡くなった学徒約1万余人の霊を慰めるため建立された塔です。1万人のうち、6千余人の人が原爆死を遂げました。勤労奉仕に動員された学徒は、全国にわたり三百数十万人といわれています。物資不足を補うために、中等学校以上の学生が本業である学業を犠牲にして、軍需産業や食料生産に動員されました。

8月15日の終戦記念日に、広島の平和記念公園を訪れることになりました。原爆に関する資料館や慰霊碑などのモニュメントを見ると、自然といろいろなことを感じたり考えたりします。公園の敷地は広く歩く距離が適度にあるので、自分なりに考えたことや感じたことを整理するにも、いい場所でした。

帰りは路面電車で広島駅に向かいます。160円。

広島駅に着いたら、10:15の電車で宮島口駅へ向かいます。お盆シーズンの土曜です。電車が混んでいます。

宮島口駅に着きコインロッカーを探しますが、駅の近くのは埋まっています。運よく駅から少し離れたところのは空いていました。

フェリーに乗って宮島に行きますが、駅からフェリー乗り場まで数分歩きます。

地下道を歩くので日が当たらずに済みます。世界的に有名な観光名所だけあって、雰囲気のある道です。

左の船着き場からフェリーに乗ります。乗船時間10分くらい、180円。

実は右にJRのフェリーが出ていて、そっちなら18きっぷで乗れるのでお金がかかりません。この時は下調べ不足で知りませんでした。JR西日本フェリーの方が海上から厳島神社が見えるので写真を撮るにもいいようです。

10分の乗船でしたが、船が大きくゆっくり揺れていて、若干気持ち悪くなりました。

念願の宮島に上陸です。

宮島

参道を歩き、厳島神社に向かいます。予想通りの混雑です。

海側の道を歩いて景色を楽しみます。

記念撮影や甲冑体験ができる所も

絵になります

日本人だけでなく、海外からの観光客からも人気がありそうです。

櫓櫂舟(ろかいふね)乗り場

櫓と櫂を使って手漕ぎで進む舟で、エンジンが付いていません。この舟に乗って朱塗りの大鳥居をくぐるのですが、正式には厳島神社に参拝する時は大鳥居をくぐってから参拝するものなのだそうです。もちろん旅をした時には知りませんでした。

予約はないようで、船乗り場でチケットを買って乗るもののようです。舟に乗れるのは満潮時のみで、干潮時は歩いて大鳥居を潜ることができます。正式に参拝したい人は、満潮時や干潮時の時間を調べて行くのがいいです。

大鳥居エリアには鹿がいます(写真には写っていませんが…)。奈良の鹿と違って、鹿に餌をあげるのは禁止されています。

大鳥居をくぐる櫓櫂舟

フェリー乗り場から10分ほど歩き、神社の入り口にやってきました。

ここから更に混みます。暑いなか長蛇の列に並び、厳島神社の境内に入ります。

後半へ続く

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