【旅11日目】阿弥陀如来の極楽往生を再現した宇治の名所 平等院鳳凰堂

日本一周

東京の家で目を覚まし朝を迎えます。今日から電車日本一周の旅を再開します。第二弾は8月5日~28日までの24日間、約3週間の長旅になります。旅11日目の今回は東京から京都へ一気に移動し、宇治の平等院鳳凰堂に参拝します。ただデータを消してしまい写真がほとんど残っておらず、今回の記事は写真がほとんどありません。

それでは本日の行程です。

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11日目の行程

5:49新宿駅出発
15:16宇治駅着

15:30平等院鳳凰堂

17:30宇治駅発
17:58京都駅着

17:00京都駅到着

19:00河原町駅のネットカフェで一泊

電車日本一周の第一弾の旅が終わり、一旦東京の家に戻って4日ほど過ごしていました。2日ほど用事を済ませ、残りの2日は旅の下調べをしました。本日から旅を再開しますが第二弾の旅は、8月5日~28日までの24日間の長旅になります。

CraftMAPhttp://www.craftmap.box-i.net/)を元に作成しています。

旅の予定は、東京から京都・大阪に行き、岡山から四国に渡り四国を一周してから岡山に戻り、その後は瀬戸内海沿いに西に移動して九州に向かうというものです。九州を時計回りに一周して山口に戻り、その後は日本海沿いに北上して富山まで行き、富山から名古屋に南下して東京に戻るといった行程です。

黄緑色の線に沿って移動しましたが、山陰から北陸に向かう途中に台風による運転見合わせに遭い、京都の舞鶴から福井の敦賀を移動できず一旦京都駅に戻ったので、緑の線が変な形になってしまいました。

通勤ラッシュ前の品川駅

さて、6時前の電車で新宿駅を出発します。今日は移動日なので、観光名所は宇治の平等院鳳凰堂に寄るだけです。朝から昼過ぎまで電車に乗りっぱなしの1日となります。

私用と旅のルートを確認するため4日間東京の家で過ごしましたが、快適でした。何といってもベッドで足を伸ばして、静かな環境で寝ることができるのが一番の幸せでした。ネットカフェだと足を伸ばして熟睡することはなかなかできないので。

5:49に新宿を出てから東海道本線で京都に向かいます。10:30に浜松に着き、12:47に大垣、14:43に京都に到着です。京都に着いてからは奈良線に乗り換えて宇治駅に向かいます。

2018年に大垣に行った時の写真

旅をしている普段ですと、電車に乗っている時は旅の行程を確認するのに忙しいのですが、今回は家で事前に確認する時間があったので、車内をのんびりとして過ごします。本を読んだり音楽を聴きながら、たまに車窓から見える景色を見て、目的地に向かいます。

当初の予定よりも2日多く家で過ごしましたが、あっという間に終わってしまいました。調べ事をしたり旅の行程を修正したりしたのですが、朝から晩まで机に座りっぱなしでも時間が足りず、旅の下調べはきりがなことを実感しました。探せば探すほど知らない土地や、その土地の名産品が出てくるので、それらを調べて旅の行程に入れるかどうか考えていたら、いくら時間があっても足りませんでした。

2018年に大垣駅に向かう車内で撮った写真

旅を一旦中断して調べごとをして感じましたが、長旅をする場合は数日の調整日を設けることをお勧めします。旅のスケジュールが狂ったり、ルートが不可確かなのに強引に旅を続けて移動していくと、どんどん悪くなっていくと思います。旅は天候にも左右されるものですし、台風が来たとき用に待機日を設けたり、風邪を引いたときの静養日を確保しておくと、気持ちの面でも楽だと思います。

宇治

さて、長時間電車に座り何度も乗り換えをして、ようやく宇治駅に到着です。駅から平等院鳳凰堂まで10分ほど歩きます。参道にはお土産屋や食事処が並びます。宇治といえばお茶が有名で、宇治茶のお店や、抹茶を使った和菓子・洋菓子のお店が多かったと思います。

宇治川に架かる橋

平等院鳳凰堂

極楽浄土の宮殿をモデルにした、他に例を見ない建物です。平等院鳳凰堂は極楽のひな型とされ、葬式の時に仏壇を作る際に参考にされているといわれています。本尊の木造阿弥陀如来坐像(もくぞうあみだにょらいざぞう)は1053年に造られたもので、当時の技術の高さがうかがえます。また空中供養菩薩像52体も、11世紀の仏像群で唯一伝来するもので独自のものです。

この時は知らず観れませんでしたが、別途300円払って鳳凰堂の中を観ることができる内部拝観も受け付けています(見学時間が決まっています)。平安時代に建立してから幾度も修理しているものの、鳳凰堂は火災含めて一度も大きな修理をしたことがなく、当時の建物を鑑賞することができるそうです。行く機会があれば内部拝観に参加するのがお勧めです。

平等院ミュージアムも見所があり(平等院との共通券で600円)、国宝の梵鐘や金銅鳳凰を観ることができます。酸性雨や大気汚染から劣化を避けるためにミュージアムに保管されているのだそうです。空中供養菩薩像も見どころの一つで、雲の上に乗って楽器を弾いている躍動感のある、精巧に彫られた菩薩は見応えがあるものでした。

近くの参道やお土産屋、宇治川や橋も含めていい観光名所でした。抹茶蕎麦を食べたかったのですが、時間が時間だったのか開いていない店ばかりで食べることができませんでした。

平等院鳳凰堂の御朱印

平等院鳳凰堂を堪能した後は、京都駅へ戻ります。電車で30分くらいです。

京都駅の緑の窓口で青春18きっぷを買い、バス案内所で市バス1日乗車券500円を買います。

前回泊まった河原町駅近くのネットカフェに泊まり、この日は終了です。

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