【春の青春18きっぷ】世界遺産日光東照宮と栃木の小江戸蔵の街を歩く旅

栃木県
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旅の行程

2012年3月、青春18きっぷを使って日光東照宮に行きました。世界文化遺産の日光東照宮を参拝して、栃木駅に移動し蔵の街並みを散歩し、高崎駅に行き高麗川経由で八王子に行きました。今回の記事では、日光東照宮、日光鱒寿司、栃木の蔵の街並、両毛線の車窓を紹介します。

5:40新宿駅発
9:10日光駅着

9:30日光東照宮

11:20日光駅発
13:20栃木駅着

13:30小江戸栃木の蔵の街並み

14:13栃木駅発
15:47高崎駅着

17:07高崎駅発
19:35八王子駅着

日光東照宮へ

新宿駅から赤羽駅に行き、赤羽から宇都宮線で宇都宮駅に向かいます。1時間半ほどの乗車時間です。
座席はロングシートで普段乗っている電車と変わらず、旅という感覚はありません。赤羽から座ることができましたが、通勤時間帯なので車内は混みあっています。

8時過ぎに宇都宮駅に着き、日光線に乗り換えます。

こちらは平日ということもあり、ガラガラです。

気温は2℃

日光駅に向かう車窓

宇都宮駅から約45分、日光駅に到着です。

改札を出ると、雪の残った山々が美しく見えます。

JR日光駅から東照宮へはバスで向かいます。世界遺産巡りバスに乗り、10分くらいで表参道というバス停で降ります。

日光東照宮

表参道のバス停に降りてからは数分、広大な敷地を歩いて東照宮へ向かいます。9時半頃はまだ空いていて静かです。

日光山輪王寺。天台宗三本山の一つに数えられている世界遺産です。仏堂の内には、千手観音(男体山)・阿弥陀如来(女峰山)・馬頭観音(太郎山)の高さ7.5mの三体の仏像が祀られています。

東照宮の入り口

鶴岡八幡宮、京都八坂神社と並ぶ日本三大石鳥居で江戸時代に造られた鳥居では日本最大の規模です。

五重塔

表門

神厩舎(しんきゅうしゃ)。神様に使える神馬(しんめ)をつなぐ厩(うまや)のことらしいです。

三猿。猿は馬を守る生き物として崇められていたのだとか

陽明門

東照宮のメインスポットです。

江戸時代初期の当代随一の職人達の匠の技が集結した門です。

唐門。修理中です。平成25年(2013年)4月には竣工したようです。

眠り猫。奥宮へとつながる参道の手前にあります。

奥宮は家康が眠っているとされている場所です。

鳥居をくぐると奥宮に到着です。

鋳抜門(いぬきもん)。軒先には蜃(しん)という、蜃気楼を作り出すという伝説の生き物がいます。

家康のお墓

願い杉

一回りできます。

人の少ない午前中は、とても空気がいいです。

奥宮の入り口の鳥居辺りにある、全部お~いお茶の自販機

世界遺産という景観を損なわないために、お~いお茶に統一しているのでしょう。神聖な場所ですし。旅から数年経って伊藤園に勤めている人から聞いたのですが、この自販機を補充する時は缶の入った箱を背負ってここまで歩いてきて補充しているとのことでした。背負子(しょいこ)のようなものを使って。

ここに来るまでに全て石製の「石廊下」があるので、台車やカートのようなもので石畳や石段を通ることができず、人が背負って補充しているのだそうです。

さて、帰りは歩いて帰ります。日光駅まで3kmくらい、のんびり写真を撮りながら歩いて40分くらいです。

日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)には寄りませんでした。日光二荒山神社とは、男体山(二荒山)がご神体の日光の氏神様です。時間をかけて、日光山輪王寺→東照宮→二荒山神社と参拝するのがいいらしいのですが、時間の都合上今日は駅に戻ります。

勝道上人(しょうどうしょうにん)の像。日光山を開山した人です。

雪の残る山々が綺麗でたまりません。

それほど車の通りがなく、静かに散歩できました。

日光駅に到着です。東武日光駅のお土産屋で日光の名物を買ってみます。

日光鱒寿し。最高級の鱒を塩と米酢でしめ、高根沢産のコシヒカリと手作りのゆばで作り上げたます寿し、とやらです。

誰もいなかったので、改札口の近くにある駅の待合室で食べました。人がいない間にと思って急ぎ気味に食べたからか、味は正直よく分かりませんでした。こういうものは、落ち着いた場所で食べるものでした。

東照宮を観た後は、両毛線に乗り栃木駅に向かいます。栃木駅から歩いて10分もかからない場所に、小江戸と呼ばれる蔵の街並みがあるので見に行ってみます。

乗ったのはこんな電車

栃木の蔵の街並

栃木駅で降りて、小江戸と呼ばれる蔵の街並を見に行きます。駅に降りた途端、もの凄い強風が吹いていてびっくりします。春だからでしょうか、土地柄でしょうか。

駅から歩くと、蔵が見えてきます。

蔵造りの家々がずっと並んでいるというよりかは、所々にあるといった感じです。

平日だからでしょうが、寂しい感じがします。

巴波川(うずまがわ)

5月には1000匹もの鯉のぼりが吊るされます。蔵の街遊覧船という船に乗って川を移動するのが人気です。

春は鯉のぼり(3~5月)、夏は行灯まつり(8月上旬)、秋は花魁道中、冬は雪景色と四季を通して見所があるようです。

風が強く、街も寂しい感じがしたので、寄りませんでした。

どこにも寄らずに栃木駅に戻ってしまいましたが、巴波川(うずまがわ)の近くにコエド市場というアンテナショップのようなお店があるそうで、そこではご当地のものがいろいろと売られているそうです。

両毛線で高崎へ

栃木駅に戻り、両毛線で高崎駅に向かいます。特に観たいもの、食べたいものがある訳ではありませんが、どんな車窓なのが気になったので乗ってみました。

田んぼや畑が広がるいい眺めです。

岩山も

眺めはいいのですが、あいにく電車の窓が汚れていて残念です。

高崎駅に到着です。

駅ビルのお土産屋を覗いてみると、下仁田ネギを使ったねぎ煎餅や下仁田納豆、焼きまんじゅうや峠の釜めしなど、群馬ならではのものが売っていました。高崎のだるまもあり、見ていて楽しかったです。

高崎に来た時には、駅ビルや周辺で釜飯や高崎パスタを食べるのもよさそうです。担々麺やカツ丼も有名なお店があり、いいかと思います。お土産に水沢うどんを買って、八高線経由で八王子駅に行き今日の旅は終了です。

今回もさらっとした旅になりました。いろいろと忙しく移動しているのですが、写真をほとんど撮らないのであっさりとした記事になってしまいました。2012年の当時はまだデジカメを持ち歩いていました。

次回は山梨県の身延山に行きます。

前回の記事:【春の青春18きっぷ】安曇野穂高の雄大な景色と大月のおつけだんご

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