札幌駅近くのネットカフェで朝を迎えます。旅45日目は昨日と同様、ひたすら電車に乗って移動します。夕方に北海道を脱出して20時前に青森駅に行き、新青森駅から離れたネットカフェで泊まります。今回も特に見どころはありません。
行程はこんな感じです。6:13札幌駅発→19:44青森駅着。13時間半かけての移動です。
本来であれば、今日は釧路駅から美瑛を経由して旭川に移動していました。こんな感じです。
2015年9月14日
5:42釧路駅発
12:22美瑛駅着
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12:50美瑛パッチワークの丘(駅から徒歩30分)
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14:17美瑛駅発
14:52旭川駅着
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15:00旭川市博物館
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17:00コミックバスター(駅から徒歩5分)に宿泊
ちなみに翌日
2015年9月15日
6:05旭川駅発
11:56稚内駅着
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12:00~14:00ノシャップ岬周辺散策
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14:12稚内駅発
20:20旭川駅着
(17:08発→23:29着でもいい)
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旭川駅のコミックバスターで連泊
その次の日
2015年9月16日
6:28旭川駅発
8:59札幌駅着
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札幌駅周辺のコインランドリーで洗濯(9:30~10:30)
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11:00札幌駅発
19:25函館駅着
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20:00アイカフェに宿泊(函館駅から市電で五稜郭公園前へ)
見所がありません。こうして見てみても、面白そうな旅程ではありません。いっそのこと昼間は移動だけにして、夜にご当地の食を楽しもうかと思いましたが、散々変な店で不味いものを食べてきたので、そうする気も起りませんでした。
さて天気はよく、車窓からはそれなりにいい景色を楽しめます。
11時過ぎに長万部駅に到着しまし。写真は数日前に撮ったものです。
五稜郭に向かう電車が2時間後なので、周辺をぶらつきます。駅から数分歩くと海に出るので、海岸を散歩します。綺麗な海です。
ですが道にはゴミが散らかり、歩道は綺麗ではありません。
人為的に投げ捨てられたものではなく、砂浜に上がった漂流物が風で歩道に飛ばされて、散らかっているように見えます。
乾燥した海藻や折れた木の枝や流木が大半です。これも地方の一面です。観光地でない場所にはこういう場所が沢山あるのでしょう。
長万部駅のキオスクでサッポロクラシックとおにぎりを買い、海を見ながら食べます。いい景色なのですが風がかなり強くて残念です。
雨雲が近づいてきます。
予報もよくないので、駅に戻ることにします。
13:28の電車で函館行の電車に乗り移動します。
16:06に函館に到着
乗車時間は約2時間40分。ビールを2缶飲んで車内で寝ます。
16:27に五稜郭で木古内行の電車に乗り換えて、70分移動します。
早いもので陽が沈み始まています。
車窓からは煙突のある家が見えます。
17:38に木古内駅に着き、特急のスーパー白鳥に乗って北海道を脱出します。
特例で蟹田駅(青森県)までは自由席なら乗車できます(※2016年3月26日の北海道新幹線開通後は乗れなくなりました)。
ホームからみた木古内駅周辺。新幹線開通に向けて工事をしています。
17:45の電車に乗って蟹田駅に向かいます。乗車時間は48分です。
18:33蟹田駅に到着です。30分ほどJRの津軽線の青森行の電車を待ちます。
20時前に青森駅に着きました。数日前に昼間撮った写真です。
朝の6時過ぎに札幌を出て青森駅に着いたのは20時前。移動時間約13時間半の長旅が終わりました。
駅の近くにある居酒屋で一杯引っかけます。
貝焼き味噌(500円くらいだったかと)と刺身盛り合わせ(1200円だったか)を頼みます。
何となく入ったのですが、ここの刺身は絶品でした。身が大きく食べ応えがあり、新鮮です。旅で食べたなかで一番美味しい食事でした。
貝焼き味噌は青森の郷土料理です。ホタテの貝殻に出汁と味噌、みりんなどの調味料を加え、ホタテと溶き卵を混ぜて焼いたものです。卵が貴重だった時代に、津軽地域でお産や病気の際に栄養をつけるために作られてたようです。下北地域では素朴な料理とされていたようで、江戸時代に漁師がホタテの貝殻に出汁と自家製の味噌、魚介類などを入れて焼き、ひえ飯やあわ飯と一緒に食べていたようです。ホタテの貝殻は使い込めば使い込むほど旨みが出るそうで、青森県内の多くの家庭には茶色に染まったホタテの貝殻が数枚あると言われているのだとか。
軽く晩酌した後は、隣の新青森駅に行き、数日前に泊まったネットカフェに入ります。自遊空間新青森西バイパス店というお店ですが、9月20日に閉店するということで、シャワーが利用できなくなっていました。今日は電車で移動しただけの1日なので我慢することにします。北海道の旅を辞めることにしてから、2日かけて釧路から青森に戻ってきました。旅も残すところあと数日です。これにて本日の行程は終了です。
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