【旅42日目】北海道札幌で台風の通過をやり過ごした1日

札幌駅の近くにあるネットカフェで朝を迎えます。旅42日目は、当初釧路に向かう予定でしたが台風が釧路方面に近づいているので、札幌で台風の通過を待つことにします。回転寿司で寿司を食べて資料館に行ったくらいなので、今日もこれといって見所はありません。

それでは本日の行程です。

42日目の行程
回転寿司根室花まる
赤れんが庁舎

42日目の行程

11:00回転寿司根室花まるで食事
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12:00札幌樺太関係資料館
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13:00札幌市資料館
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15:30ネットカフェ自遊空間に入店

札幌駅の近くにあるネットカフェで目を覚まし、4時に一旦清算してまた再入店します。昨日は20時に入店して退店したのは10時なので、14時間もネットカフェにいたことになります。昨日は風邪を引きかけていたのですが、ずっと寝ていたので回復しました。台風のせいで今日は移動できず予定が狂いましたが、おかげで体を休ませることができました。

北海道に接近している台風は、自分の予定ルートと同様に釧路に向かっているので、今日は札幌で台風が通過するのを待ちます。昨日までの予報では、台風の進路が反れなければ10時に札幌に暴風雨のピークが来るとというものでしたが、ニュースを見てみると反れたようです。

清算して10時に外に出てみると外は晴れています。気温も暖かく半袖で過ごせるほどです。台風は去りましたが、今更釧路に出発しても今日中に到着できないので、札幌で過ごすことにします。北海道は台風と無縁だと思っていましたが、珍しいこともあるものです。

回転寿司根室花まる

札幌駅に隣接する食品街にある根室花まるという回転寿司に入ります。昨日夕方に覗いた時には行列ができていて、ともて入れる状態ではありませんでした。函館のどんぶり横丁では散々期待を裏切られましたが、行列しているお店にハズレはないだろうということで、入ってみることにしました。10時半前にお店に行き整理券を受け取り、12番目ということで11時の開店とともに入店できました。

穴子の一本握り

雲丹

真いかの山わさび握り

山わさびはローストビーフに使われるホースラディッシュのことで、西洋わさびです。北海道を中心とした比較的寒い土地の山に自生しているようです。お寿司にも合います。

サーモン

トロ（何トロだったか忘れました）

味は文句なしです。新鮮で味が良く値段も安い方です。20皿くらい食べてしまいました。やっと北海道で美味しい海の幸をいただくことができました。いいお店でした。

根室花まるは函館にもあり、そちらの方は比較的空いていることが多いようです。東京駅にもKITTE丸の内店がありますが北海道よりもの値段が高くなっています。札幌や函館ならうにや一本穴子が税込462円ですが丸の内店だと税込638円になっています。北海道で食べるのがおすすめのお店です。

美味しいお寿司を堪能した後は、赤れんが庁舎に行きます。

赤れんが庁舎

敷地では秋刀魚を焼いたものが200円で売っています。

秋刀魚のすり身で作った団子汁も200円で販売しています。せっかくなので秋の味覚を食べてみようと思いますが、あいにくお腹がいっぱいなので止めておきます。無理して食べて「それほど美味しくなかった」と書くのも失礼なので…。

当時（2015年）は秋刀魚が200円は安くないと思っていましたが、後になってから思い返してみると安いです。年々値段が上がり、2020年には安くても300円はするようになります。調理するとなれば350円、400円しても仕方がないと思うくらい値段が上がってしまいます。

昨日寄れなかった札幌樺太関係資料館に入ります。

資料館は小さく、展示は普通の内容で本を読んでも知識を吸収できる内容でしたが、無料なのでいい所かと。

樺太の展示が多かったような気がします。

個人的には、鰊漁のパネルが分かりやすくて良かったです。今では穫れなくなった魚の代表例として鰊は知られていますが、江戸期から戦後にかけて乱獲されました。今では輸入品が台頭していますが、現在の漁獲量は当時の1％にも満たないともいわれているほど、獲られて枯渇しました。鰊は昆布巻きや燻製、数の子が広く親しまれてきましたが、農地の肥料の原料としても全国に流通していました。

鰊は「鯡」とも書き「魚に非（あら）ず、米である」なんてもいわれてたのも、お米に代わって北海道の経済を支えた歴史があったからなのです。