2019年7月、神奈川県の座間市にある日帰り温泉施設に行きました。小田急線の相武台前駅にある、野天湯元 愉快爽快ざま温泉です。温度といい泉質といい、個人的にはいい温泉でした。都内近郊でぬる湯を探している人は、周辺の散策も含めていいのではないかと思います。近くには鶴川駅があり、武相荘があるので、歴史が好きな人にはいいのかと思います。
愉快爽快ざままでの道のり
小田急線の相武台前駅にやって来ました。
新百合ヶ丘駅と厚木駅の間にあるこの駅は、神奈川県座間市になります。
送迎バスが30分毎に出ていて、タクシー乗り場とバス乗り場の間のスロープのある場所から乗ることができます。
残念ながら2020年8月31日をもって無料送迎バスは廃止となりました。
10分ほどバスに乗り、愉快爽快ざまにやってきました。
愉快爽快ざまの紹介
源泉100%の温泉の底が見えないくらい艶のある黒湯が有名な温泉です。
入口の券売機でチケットを買い(730円)、下駄箱に靴を入れて鍵とチケットをフロントに渡すと、手首につけるバーコードの付いたバンドが渡されます。
2階に上がり温泉に向かいますが、途中休憩所があります。本棚(左)には漫画が並べられ、くつろぐことができます。
奥には食堂があり、
食堂の右手に温泉があります。
ロッカーは大きくハンガーが2つありシャツをかけられ、ドライヤーも無料です。
中には内湯と露天風呂があり、内湯には炭酸湯や電気風呂、寝湯に座湯に肩湯、ジェット風呂といろいろな湯舟が楽しめます。お湯の温度は37℃と表示されていたと記憶していますが、体感的には40℃くらいでのぼせてしまう温度でした。
露天には源泉100%の温泉の底が見えないくらい艶のある黒湯があります。平均温度は38.6℃らしいのですが、ここも体感としては40℃くらいありのぼせます。入り心地や肌触りのいいお湯でした。季節に応じて薬湯やあつ湯となる特別湯やホットベンチもあります。
そして、加水・加温なしの源泉掛け流しの湯があります。温度は35℃で少し冷たく感じますが、これが絶品でした。こちらのお湯も底が見えないくらいの黒湯で、とろりとした良質な肌触りのお湯です。泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性弱アルカリ性温泉)というものらしいのですが、土や砂、石、岩の匂いがする黒湯でした。
2時間くらいじっくりぬる湯に浸かり、無料休憩処で休みます。畳の上で横になって休むことができます。もちろんWi-Fiも利用できるので便利です。
感想
少し冷たく感じる黒湯のぬる湯が気持ちよかったです。内湯も露天も椅子やホットベンチ、寝湯があるのでどこかしらお湯から出て休める場所がありますし、バラエティがあるので飽きることもありません。塩素の臭いも気になりませんでした。
料金や休憩処、アクセスなど総合的にみても静養するにはいい場所で、おすすめの温泉施設です。ぬる湯好きの人は一度黒湯に浸かってみるのがおすすめです。2020年の8月いっぱいで送迎バスが無くなってしまいましたが、コロナが落ち着いたら復活するのかもしれません。地図上では徒歩だと相武台前駅から20分くらいで行けるようですが、少し小高い所にあるので上り坂があります。
基本情報
温泉名:座間温泉
泉 質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性弱アルカリ性温泉)
効 能:きりきず、やけど、慢性消化器病、神経痛、慢性婦人病、筋肉痛、関節痛、五十肩、関節痛、うちみ、虚弱児童、冷え症、病後回復、疲労回復、健康増進 など
温度:露天の温湯は35℃
営業時間:9:00~20:00(当面の間 時間短縮営業)
料金:平日730円(税込)、土日祝830円(税込)
アクセス:小田急相模原駅、南林間駅、相武台前駅からバス
(2021年9月現在)
※無料送迎バスは2020年8月31日をもって廃止しています。
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