江戸時代、京都と大津を結ぶ京津街道には、約12kmにわたり車石という、石が敷かれた牛車専用の車道がありました。
近代になるまで日本では、舗装された道路や馬車などの人力以外の荷車が普及しませんでした。そんな江戸時代に車専用動画があったことは、非常に興味深いものです。
今回は京都の山科から滋賀の大津までの旧東海道を歩き、点在する江戸時代に使われていた車石を観ながら、車石と街道沿いの歴史や文化を紹介しています(旅をしたのは2022年の3月中旬)。
目次
車石の説明(蹴上から九条山車石広場へ)
東海道と車石(山科駅から大津市横木町へ)
横木町の車石、近江米(横木町から追分町へ)
大津算盤の碑と車石(追分町から大谷町へ)
逢坂の関跡と車石(大谷町から逢坂、大津へ)
大津駅前付近の車石と説明版
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